仕事柄、側弯症の方は時々診る。中学生から50才代まで様々だが全員女性である。背骨の角度がある程度進むと装具や手術になるが、進行が止まる方も多い。結局、経過観察になる。年に1-2回程度拝見しているが、学生さんで一側のスポーツ(テニスや卓球)をやる場合はこちらも細かく診てしまう。そのまま成人して社会に出ると他の方よりすぐ疲れるため、慢性の肩こりや腰痛に悩む。側弯症は何処か特定の臓器に問題が起こるというよりは、機能が7掛けになると思った方がいい。胃腸機能は7掛け、呼吸機能も7掛け、運動機能も7掛けという具合である。長年診ているとどういうわけか、出産を経験している方の側弯症は軽くなる傾向がある。ホルモンの状態が変わるからなのか、生む毎に強くなるからなのか理由はわからないが、出産を経験していない方はあまり変化しない。側弯症のために子供を産めとは言いにくいが、因果関係はあるのではないだろうか。長年この仕事をしていると、一見関係なさそうなもの同士が結びつく。
お問い合わせ
TEL:0120-489-891
携帯:03-3474-5559
業務改善のため、通話は録音させていただいております。
金曜定休
電話受付10時~23時
東京都品川区南品川2-11-4
メルマガ購読(10日に一度配信)
最近の投稿
訪問者数
- 20今日:
- 728455総計:
- 1681月別: