世界的免疫学者・安保徹先生から教えて戴いた事

先日、免疫学で有名な安保徹先生が亡くなられた。
Bi-Digital O-Ring Test医学会で講演を伺ったことをきっかけに何冊か著書を読ませて頂き、東京での講演会は殆ど参加している。
初めて講演を伺ったときは、世界的な免疫学の先生なのでどんなお話しが出るか、興味津々で前のめりになりながら第一声を待っていたら、「身体は過酷な生き方を続けると壊れます。」とのお話しに少し拍子抜けしてしまった。
しかしその後のお話しは交感神経優位や白血球のお話し、がんの成り立ちなど怒濤のように知らない世界のお話しばかりでとても印象に残っています。
それから何度も講義を拝聴していますが、毎回違うネタが出てくるのでどれだけ研究されたかと興味が湧きました。。
今までに教えて戴いた内容を少し列記したいと思います。
がんは過酷な生き方が原因で真面目な方に多い
エネルギーは「解糖系」と「ミトコンドリア系」で年をとると変化する
仙人は本当に少食
子供がピーマンを食べられない理由
膠原病は原因不明ではない
仕事をするときは高血圧でないと迫力が出ない
血圧の正常値は下げすぎている
交感神経優位で白血球の構成比率が変わる
昔、日本人が過酷な労働をしていたときは盲腸や青っぱなの子が多かった理由
子作りと金冷法と細胞分裂の話
酸欠にするスピード社の水着で成績が伸びるわけ
がんは先祖返り
低体温と体調の話
子供はリラックスさせすぎ
心筋梗塞は昔は冬、今は夏
子供を元気にするには手洗いとうがいは程々に
風邪で熱が出たら喜べ
薬を飲むのはいやだなぁという感覚
胸は突出しているので虚血になりやすい
離婚のあとがんが増える
75才を超えたら病院に行っちゃダメ
今思い出すだけでもこれだけ出てくる。
私の治療の根本の考え方を作って下さった先生に心からご冥福をお祈り致します。

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