鬱病一歩手前

数年ぶりに来た方が何となくスッキリしないという。試しに「鼻炎」「噛み合わせ」「胃腸炎」はないか聞いたら、すべてあるという。それでは病気は治らず、一つずつ医者に行って治療してもらわなければならないと説明をした。そして身体を診ると末端の腕や足が硬い。これはストレスを意味するので、心臓も診たら「ヤダモン君」がいる。硬さから2-3年経っているので、話を聞いたら、お父様を亡くし心が癒えないという。そして首を診たら、付け根が硬くなっていて、集中力はなくなるし、目で書類などをフォーカスできないことがわかり、その旨言ったら、「まさにその通りだ。」と言う。こうなると鬱病の一歩手前である。ギリギリ間に合って何を治療すれば良いかを説明できたので良かったが、このまま鬱病になってくる方は多い。患者は鬱病になって始めて、どうしてこんなになってしまったんだろうと言うが、しっかりと理由がある。「鼻炎」「噛み合わせ」「胃腸炎」は治しておかなければならない。

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