常備薬について

常連さんが突然胃痛に襲われ、買い物など出来ないぐらい辛かったという。そんな時に普段から常備薬があると助かる。胃痛ならガスターやブスコパンは有名だが、普段から揃えている方は少ない。うちにも置き薬(富士薬品)があるが、普段は使わないと思っていても、頭痛・歯痛・発熱・胃痛・便秘・下痢・風邪・咳・鼻水・鼻詰まり・虫刺され・アレルギーとちょっとしたときには役に立つ。富士薬品の置き薬には「ズバリ」と言う鎮痛剤が入っていて、これがまたよく効く。風邪薬や胃薬も良いものが入っている。最近はネットスーパーなどで自宅に届けてくれるサービスもあるそうだから、1人暮らしには心強い。マンション住まいの方は管理人さんにお願いする手もある。我々こういう仕事をしていると以前から、「救急医療情報キット」を準備しなさいと言っている。これは患者さんの情報を色々と書いて、プラスティックの筒を冷蔵庫に入れる。専用シールもあり、入口に張っておくと救急隊は「冷蔵庫に情報がある。」とすぐに分かる。筒の中には家族の連絡先やかかりつけ医など、また処方薬の情報も入れておくといい。今東京では圧倒的に1人世帯が多いそうだから、益々その必要性は高い。1回胃痛を味わったら、「備えあれば憂なし」で少し幅を持たせて色々と準備するといい。

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