大分前に踊りをやっている方が、身体の切れが悪くなり診て欲しいという。本人は必死になって稽古をしていたが、あまり技術が上がらないと言う。身体を診たら胃炎を起こしている。以前、「膝痛と胃炎」でも書いたが、胃炎の影響は左足に出るので、左膝の具合が悪くなってしまっていた。こういう膝痛は胃を治さない限り、治らない。いくら膝だけ治療してもダメである。踊りで足を上げる場合も同じで、胃の具合が悪いとまず左股関節まで動かなくなる。そして食べ過ぎなどで便秘をすれば、右と左のハムストリング(太腿の裏)も硬くなる。これでは足が上がるわけがない。だから胃腸を整えるだけで、脚のしこりがなくなり、今までより簡単に足が上がるようになる。そして食べすぎで胃腸に行っていた血液が減り、脚の筋肉疲労回復に使えるので、今までと同じ運動量でも回復が早い。だから患者さんは、「胃腸が楽になったら、疲れなくなった。」と言う。患者さんを診ていると、真面目で熱心な方程、調子が悪くなった時に練習量を増やす。今までの良い状態に戻そうと必至である。しかしそこには落とし穴があって、いくら稽古をしても元に戻らない。特に女性でストレス発散で甘い物に走ってしまう方は、胃に負担をかけ、足は益々動かなくなる。もうこうなると蟻地獄で抜けだせなくなってしまう。身体の切れが悪いと感じたら、まず胃腸から疑うといい。
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