ゴルフをするとこうなる

私自身ゴルフをやったことはないが、ゴルフで体を壊した方を診るのは専門である。以前、ゴルフで負担のかかるところはどなたも同じを書いたが、上手な方程同じ筋肉しか使わない。この安定した筋肉の使い方というのは、おそらくボールが真っ直ぐ飛んだり、飛距離なども調整できるのであろう。慣れていない方程筋肉の使い方がバラバラなので、ボールが何処へ飛んでいくかは分からない。当然スコアも良くないと思う。慣れた方でも少し色気を出して、クラブを重くしたり長くしたりすると、途端に筋肉の使い方が変わる。いつもと違うので、「あれ、クラブを長くしたり、重くしましたか?もしくは打ち方を変えました?」と聞くと、「いや~、実は・・・。」と白状する。ゴルフもコースと打ちっぱなしでは全く筋肉の使い方が違う。それは身体を診ただけでわかる。コースから思いっきり打つのはせいぜい十数回と聞く。1回打てばカートに乗らない限り次のスイングまで時間がある。しかし打ちっぱなしでは次から次へと打つ方がいる。身体を診ていて、200発程度なら何とかなるが、それ以上短時間に打つと途端に身体は悲鳴を上げる。500発などは論外である。そういう時に限って、新しいドライバーを買って試し打ちが多い。気持ちは分かるが、必ず身体は文句を言う。接待ゴルフと趣味のゴルフも全く身体の反応は違う。接待の場合は心臓の反応点、「ヤダモン君」が必ず出る。そこを診ただけで、「明日は接待ゴルフですね。」と断言してしまう。趣味の時の身体と比べてこんなに違うものかと思ってしまう。常連の社長は黙って、「ちょっと身体を診てくれ。」と言って、私が何と言うか聞いている。「そうか、思ったほど悪くないなぁ。よしじゃゴルフ連チャンにしよう。」などと言っている。結局自分の身体がどういう状態かわからないのである。ゴルフも週に3回ほどやる方はまったくと言っていいほど、身体に反応が出ない。ゴルフをやったのかやっていないのか分からない。それぐらい自然な動きでゴルフが出来てしまう。こういう方はいわゆるゴルフ三昧の年配者だが、年に100回以上はコースに出ている。ここまで来るとゴルフをいくらやっても大丈夫であるが、中々その領域に行ける方は少ない。打ち方も新しい打ち方が流行ると途端に変える方がいるが、そういう方達を診ていていつも思うのが、「自分の体型と同じような方について教わるといい。」ということである。細身の女性がジャンボ尾崎さんに教わってもあまり効果はない。ゴルフは尽きない趣味だが、クラブが良くなり飛べばとんだなりに問題が出てくる。これはおそらくエンドレスなのだろうといつも感じている。

image_print印刷する