煙草と胃炎

これは大分前の話しだが、30才ぐらいで開業して何とか軌道に乗せたくて神頼みをした。ただお願いするだけではダメだろうと思い、当時出来なかった禁煙をしますからという願かけをしてお願いをした。止めてみてすぐに体調の変化に気がついた。当時は遅い時間まで仕事をしていたので、数ヶ月に一度は胃炎を起こしていて、まぁこんなものだろうと思っていたが、煙草を止めてからは全く胃炎が起こらない。煙草が肺に悪い事をするのはわかるが、胃には影響はないだろうと思っていたが実際は違った。吐き気なども全く起こらない。数ヶ月してようやく、「煙草で胃炎を起こしていた」と確信した。それに伴って喉の違和感も全くなくなってしまった。喉や胃の粘膜を傷つけると免疫に悪影響が出る。そして煙草は本来血流を止めるものである。だから興奮しすぎた脳のリラックス効果は確かにある。余談だがパーキンソン病になりにくいという報告もある。しかし心臓病だと必ず禁煙は指導される。最近は喫煙者は居場所がないが、昔は電車やオフィス、飛行機の中でも煙草は吸えた。電車の席の間に灰皿があった。時代は変わったと感じるが、喫煙車が減っても肺がんと免疫低下のがんは増えている。これは煙草以外の何かが粘膜に悪い事をしている証拠である。この粘膜の問題が解決するともっと元気に生きられる。

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