腰痛と時間密度

左坐骨神経痛で通っている常連さんが、何もしていないのに急に腰の痛みが悪化したという。自分で風呂で発汗したり、胃腸に気をつけたり、痛み止めを飲んだが全く効果がないという。今日身体を診たら、腸腰筋と座るときに椅子にぶつかる坐骨結節が異常に硬くて痛がる。これは長い時間座り続けると出る症状で、話を聞いたら、「仕事で座っている時間は同じ」と言う。こうなると原因は、「時間は同じかもしれないが、途中休憩がなかったのでは?」と聞いたら、「ここ数週間、2時間程連続会議で、今までみたいに1時間おきに休憩がなかった」と言う。殆どの方の場合、連続で座っていられるのは1.5時間程度である。学校なども子供は50分、大学などの長い講義でも90分である。理想的には1時間に1度ぐらい、用がなくてもいいから、立ったり座ったりして身体を動かさないと身体は文句を言う。この方は基本的に坐骨神経痛の長患いなので、おそらく座り続けられる限界時間は70-80分ではないだろうか。それが数週間、2時間連続では身体は根を上げる。腰痛は長い時間負担をかければ当然痛くなるが、時間密度も関係していることを知っていて欲しい。

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