このタイトルは、「どうして腸を治さないと手の痛みが取れないのですか?」と聞かれそうである。まず腸が動かなくなると身体が交感神経優位になり、心臓が速くなり末端を硬くする。いつも言っている「ストレスと末端のこり」である。そうなれば当然、腕は硬くなる。腕は自覚が出ないから、硬くなったことがわからない。そんな時に少しでも腕を使いすぎるとすぐに痛くなる。腸が悪くなければ腕はちゃんと回復するのに、腸がそのままだと腕の硬さが維持されてしまう。「そんなに手を酷使していないのに、いつもみたいにどうして楽にならないのだろう?」と疑問に思うだろう。身体の仕組みがわかれば何と言うことはない話なのだが、流石に腸と手は結びつきにくいと思う。今日来た患者も腸の長患いで、全然手が良くならず、疑問に思っていた。上記のような説明をしたら、「そう言うことだったのですね。」と言っていた。
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