生き残れる薬

常連さんから、「生き残れる薬はどういうものですか?」と聞かれたので、「以前Bi-Digital O-Ring Testを使って調べたら、他の薬をキャンセルしないものと判った。」と伝えました。例えば咳が出ると龍角散を使いますね。胃が痛ければ太田胃散を使う場面もあります。咳と胃痛だけなら現代医学にもっと薬効の高いものはいくらでもあります。しかし一つの薬効を高めようとして他の薬効をキャンセルしてしまうと使えません。結局生き残れないのです。昔から残っている薬は一つずつの効果ももちろんですか、自分の薬効も出しながらよそに迷惑をかけないのです。これはとても大事な考え方で、何かの手術をした場合、ここの神経の圧迫は治したが、血流がなくなってしまったでは成功とは言えません。神経も血管も全て良くなければ大変なことになってしまいます。この仕事をしながら、神様がこの身体を想像された時におそらく、西洋医学的な考え方ではなく、東洋医学的に他との協調とか、関連性とか、お互いを尊重しながらということを考えながら作られたことは間違いないと思います。国で言えば、「我が国さえよければ・・・」ではなく、「足らないものはお互いに補い合って協調しながら」という発想で作られていると思います。だからただ一つの目的のためだけに作られたものは残れないのです。多少能力的には劣っても他との協調性がいいものしか残れないのです。こんな事を言ったら、「国も経済も全てそれが真理ですね。」と言って頂いた。

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