医者にかかる癖

常連さんが体調が良くなり、便秘以外は殆ど何もないという。軽い便秘だから売薬で済ませているという。この話を聞いて、「ちゃんと医者で薬をもらって下さい。」と話したら、「軽いですから、大丈夫です。」と言う。では本当に軽い便秘だけなのだろうか?我々は仕事柄、もっと奥に何か隠れている病気があるのではないかと勘ぐってしまう。おそらくこの方も少し便秘が酷くなり、今までのが効かなくなれば、また売薬で少し強いのを買うだろう。それが効けば医者には行かない。以前、男は医者に行かないと書いたが、奥さんが旦那さんの症状に対して、「医者で診てもらえば・・・」としつこく言って、そのあとご主人が大変な病気とわかったら、「だからあの時に行けと言ったじゃない。」と必ず言うであろう。しかし自分のことになると、「もっと酷い人はいる。この程度は大丈夫。」と勝手に判断をするのではないだろうか。我々から見たら、両方医者に行ってもらいたい。患者の言う、「この程度は大丈夫」を信じていたら、仕事にならない。常に、「もしこれば○○の兆候だったら」と言う目でしか見ていない。医者に通っていて、良くならなければ先生が絶対調べるし、別の病院も紹介してくれる。だから医者にかかる癖をつけたいわけである。以前、常連さんのお兄さんの体調が悪く、その妹さんが、「兄が○○って言っているのです。」というので、今までそんな事を言ったことがなかったので気になって、「ちょっとその症状ひっかかるから医者に診てもらったら」と伝えたら、「え、そうなんですか?まぁ、先生が言うなら・・・」ということで渋々医者に行ったら、こちらが予想していた病気の前兆だった。そのあと、「先生があの時言ってくれなかったら、そのまま帰っていました。そうなると兄はどうなっていたか分かりません。」と言う事があった。仕事柄、勘が働くというか、話を聞いていて何とも言えない違和感を感じるものである。医者にかかる癖というのは是非合い言葉にしていただきたい。

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