今日、紹介で来たおばあちゃんは色々と症状があった。右の眼瞼痙攣と右頬のシビレ、右耳鳴りに花粉症、噛み合わせに狭心症、便秘、足の冷え性とバラエティにとんでいた。話を聞くと、「最近は新型コロナウィルスの影響で混んでいる医者には行きたくないので、近くで空いている医者は泌尿器だった。薬のことを色々と相談しても只出すばかりで、一向に症状が改善しない。とにかく便秘が良くならない。市販の薬を飲んだら効いているので、時々は飲んでいる。噛み合わせも今まで通っていたところで殆ど何も処置をしてくれない。左の歯が悪いから右ばかりで噛んでしまう。そうしたら頬がシビれてきた。娘が色々と調べて便秘や足のシビレにという漢方薬をくれたが効かない。」と言う。まず第一に「便秘が治らなければ足のシビレは難しい。」「左の歯をちゃんと治さなければ右のかみ癖は良くならないので、頬が良くなることはない。右眼も治りにくい。」「便秘が続けば花粉症も改善しない。」結局、「便秘」と「噛み合わせ」の問題がほったらかしである。解決法は、「噛み合わせの専門医」と「便秘薬の選定」である。我々から診ると、「便秘で免疫が下がり、足の血行不良と粘膜の問題がそのまま。ヘルペスウィルスが増え、眼瞼痙攣と頬のシビレ、耳鳴りを起こしている。噛み合わせを治してもらい右ばかりで噛まないようにすれば、シビレや痙攣、耳鳴りは減る。それでもだめなら眼瞼痙攣はボトックス注射、耳鳴りはEAT(Bスポット療法)、頬のシビレにはパルス。」と極めてスッキリした答えとなる。中々こういう身体全体のことを教えてもらえないので患者は迷う。この患者の場合、医者を総取っ替えして解決しそうである。
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