紹介できた方の全身を調べると、鬱病といってもいいぐらい免疫の状態が良くなく頭の働きが悪い。いつもの通り、「EAT(Bスポット療法)」と「マウスピース」を指導して、マウスピースが出来たので1ヶ月ぶりに来た。又同じように全身を調べると、嘘のように免役は改善しているし、胃腸機能は良くなっている。こちらにしたら、EAT(Bスポット療法)とマウスピースだけでも大変なのに、乳酸菌の指導はあとでいいと思っていたら、本人が当院のブログを読み自分で勝手に飲んでいたという。その上、過食が鬱病を悪化させるような記事も読んだので少食にしたという。この本人の判断で、胃腸の治療を何もしていないのに、胃腸の機能が問題ないレベルまで改善している。改めて、「少食の価値」を感じた。我々の感覚だと患者から、「胃腸が大事なのは分かりました。胃薬をちゃんと飲みますからいいでしょう。」とか、「乳酸菌を増やしますから、問題ないですよね。」と言われるのが常なので、自分で少食にしたという例は殆どない。話を聞くと数年前から体調を壊し、食生活のことは気になっていたという。こういう患者を診る度に、「胃腸を治さず鬱病治療は難しい」と思ってしまう。過食飽食の時代が続き、先人の方達の努力のおかげで安価で満腹になる世の中になった。しかし鬱病の問題は胃腸機能を整えないと次に進まない。このブログを読んだ方の中にも心当たりがある方はいるだろう。食べ過ぎて健康にはなれないのである。
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