痔と免疫
以前、咳が止まらない年配のご婦人をBi-Digital O-Ring Testで全身スキャンしたら、膀胱周辺に異常を見つけた。 婦人科の可能性も低いし、痔ですかと聞いたら、「そうだ。」という。 いつからですかと聞くと、出産してからと言う。 出産後の痔はよくあるので仕方がないが、子供がもう50才近いので、いかにほったらかしかがわかる。 免疫を上げるのに痔は治さないと他の病気が治らないから、すぐに肛門…
以前、咳が止まらない年配のご婦人をBi-Digital O-Ring Testで全身スキャンしたら、膀胱周辺に異常を見つけた。 婦人科の可能性も低いし、痔ですかと聞いたら、「そうだ。」という。 いつからですかと聞くと、出産してからと言う。 出産後の痔はよくあるので仕方がないが、子供がもう50才近いので、いかにほったらかしかがわかる。 免疫を上げるのに痔は治さないと他の病気が治らないから、すぐに肛門…
鬱病の方がいい薬をいくら飲んでも効かないという。薬は飲んで効くのではなく、患部に届いて効くのである。では薬が患部に届かない理由は何か。胃腸なら飲んでそのまま届くが、脳となると届きにくい。脳はBBB(脳血液関門)と言って酸素や糖分、麻薬以外はブロックして脳に入れない仕組みがある。鬱病は頭の感染なので、脳に薬が届かせるのに、下記のようなものが邪魔をしている。 顎関節の異常 鼻炎 首のゆがみ 電磁波 重…
以前テレビを観ていたら、「いい植木を作るには、一度水断ちをするといい。花自身が我慢していい実や花が咲く。」と言っていた。お花の先生に聞いたら、その通りだという。トマトなどは我慢させて、ストレスを与えると甘くなるという。治療も似たところがあって、ただ鍼灸をすればいいということではない。治療がうまくいっていても一度治療をやめて、本人の回復力を診ることがある。最近大腸がんと腰を手術をした方が、灸治療が効…
最近Facebookで人気の内海聡先生が「お金をかけない健康法」をupされました。 今まで私自身が学んできたところとかなりダブりますので、少し私見も入れてチェックリストを作りました。 当院ではよく皆様にお話している内容です。 □甘いもの(砂糖)特に人工甘味料は徹底的に避ける □食品表示をみて食品添加物をできるだけ避ける □加工品(お総菜など)や冷凍食品をできるだけ避ける □ジャンクフードやコンビニ…
以前、寿司屋で満腹まで食べた後、どうすればもう少し食べられるかを実験したことがある。結論から言うとコーラを飲むとまた食べられる。炭酸を飲んでゲップをすると何となく胃が楽になり、少しだけ食べようという気になる。そしてある日テレビを観ていたら、ある田舎に湧き水には炭酸が入っていて、その地方の胃病が極端に少ないという。それを観ていて炭酸が胃薬だと気がついた。当院にも胃薬を飲むほどではないが、胃の不快感を…
Bi-Digital O-Ring Testでは良くテロメアの話をする。テロメアは染色体の両端についていて細胞分裂するたびに短くなる。一つの細胞の元気指数と言ってもいい。生まれた子供はテロメアが高いし、年をとると下がる。いい物を食べればテロメアが上がるし、良くない物を食べれば下がる。がんができればその患部のテロメアは上がる。がん細胞が分裂して活動的になるわけだ。そうなると正常細胞のテロメアは下がる…
Bi-Digital O-Ring Testを勉強していると電磁波過敏症の方は良く来る。現代医学では中々電磁波問題の取り扱いに苦労しているようだが、意外と簡単な方法で対策が立てられる。まずは身体の中に重金属などがある場合はそれを取り除く。中国パセリをよく使うが歯科での治療がまず第1である。次にパソコンにしても携帯電話にしても、何か低周波治療器などの電磁波影響を受けた所をアルミホイルでブロックしてみ…
胃がんの手術のあと、ピロリ菌除菌もした方が編み物が出来ないという。我々から診ると胃に負担をかけると左の背中が硬くなる。背中の筋肉は肩関節に繋がっているので、背中の硬さ→肩関節の制限→腕の筋力低下が起こる。だから編み物などするとすぐに身体にやめさせられてしまう。術後、時間があり編み物をやりたい気持ちは分かるが、編み物以外でも手を使うことはあまりお薦めできない。特にゴルフなどは玉が何処に飛んでいくか分…
ジャーナリストのノーマン・カズンズは不治の病と言われた膠原病(治癒率が500分の1)から笑うことで奇跡的な回復をしました。 そのやり方は奇抜で病室には映画や漫画など腹を抱えるほど笑える物を持参し、あまりに笑い声がうるさいので他の病室から苦情がきたそうです。 その後、「笑いと治癒力」という著書の中で笑うことの効用が書かれています。 また遺伝子研究の第一人者、村上和雄先生のご講義で下記のように内容を伺…
長年仕事をしていると難しい患者さんが増える。何年も腰が治らなかったり、少し治療すると楽だがまた必ず悪くなる。結局治らないということは治療のピントがずれていると考えてまちがいない。腰痛でいくら腰のレントゲン写真を撮って調べても、骨、筋肉だけが原因ではない。神経や血管は写らない。まして内蔵からくる腰痛は整形外科では扱わない。症状が長引いている方はまちがいなく、的確に治療していないのである。だからすこし…
常連さんが腰痛で3回治療したが、全く効果がないという。以前、この方は膝を痛めたり、坐骨神経痛が出たりしていたので、今までと同じ理由の腰痛だろうと思っていたら今回は様子が違う。腰が痛いのは左なのだが、右の股関節に痛みがある。左腰痛は何度も書いているが胃腸が絡むので、そこを治療するとうまくいくが今回は全く駄目。鎮痛剤のロキソニンがバッチリ効くという。これは見落としているものがあるに違いないとくまなく調…
Bi-Digital O-Ring Testをやっているとアトピー性皮膚炎の方は多い。食事が原因だったり、ストレス、電磁波や重金属沈着などが問題だが治療方針を決定することが難しい。原因の半分以上が電磁波だとすると、いくら腸や食生活を治しても効果は薄い。治療していると良く、「スイッチが入った。」と感じることがある。身体が一気に治る方向に動くのである。少しましなどというレベルではない。突然動き出すので…
舞台女優さんが腰を痛めた。本番が近いので少し無理をしないように安静を保っているという。確かにそれでいいのだが、腰の治し方は全てが安静というわけではない。安静を保って、本番で様子が分からず痛めることは容易に想像がつく。それよりも痛みをコントロールしながらに身体を使い、腰の辛いところに負担がかからない動きを覚え、慣らしながら治すやり方もある。どちらがいいのかは簡単に答えは出ないが、私自身の経験で言うと…
ライオンタイプの方はどうも限界までやらないと気がすまない。そして挑戦、挑戦で限界を超えようとする。若いうちはいいがやはり50才を越えると、このままではまずいのではないかと感じる事がある。そんな時、お薦めなのがインターバルである。若いうちは常に全力投球でスイッチがオンのままでいいのだが、50才を越えたら少しオフを入れるといい。オンとオフをインターバルで入れるのである。オンの時は若いときと同じ全力投球…
最近ブームなのかマラソンの方がよく来る。話を聞くと突然走りたくなったという。昨日来た方も走り出したら坐骨神経痛が出て鍼で治療してもらったという。80%ぐらいは治ったが、残りが取れないという。たまたま私のブログを見て、治療を受けたくなったという。こういう方は初診から坐骨神経痛の痛みの原因が腰にない話をする。理由は簡単である。腰や筋肉、神経だけの問題ならよそで治っているはずである。どうしても取れない部…
最近学会でもPPKと書いてあるから何の略かと聞いたら、「ピンピンコロリ」だという。 嘘みたい話しだが、プレゼンテーションに「PPK」と書いてある。 しかしよく考えるとこのピンピンコロリ、意外と難しい。 まずは死因の殆どが「がん」と「血管-脳卒中と心臓病」の疾患だから、免疫と高血圧に気をつけると予防できる。 乳酸菌と塩分制限、少々の運動でピンピンである。 次にコロリだが、これが難しい。 コロリは血管…
肩甲骨の動きというのはとても大事で、腰痛や首のゆがみにも影響があります。色々な方を診ているとと左肩甲骨だけ動きの悪い方がいます。この理由は殆どが、心臓、胃、膵臓、腸です。これらの臓器は全て左側に反応が出るので、長年悩みがあって(心臓に反応が出ます)、便秘(左腰に反応が出ます)なんて言うと左背中、特に肩甲骨が動かなくなります。右の肩甲骨の動きと比べて差があればあるほど、治療用期間を意味しますから長年…
病院勤務時代に救急指定だったので、交通事故での骨折の方を多く診た。その中で踵骨(しょうこつーかかとのこと)骨折には苦い記憶がある。踵は荷重がかかる分、痛みが取れにくい。骨がちゃんとくっついても痛みは残る。整形の先生は「レントゲン上は問題がないので、湿布と痛み止めぐらいしかない。低周波か温熱でもやってみる?」といった感じで、中々相談しても答えがない。患者さんは毎日痛い痛いと言って来るので、こちらも智…
仕事柄時々子供を治療する。 ほとんどはアトピー性皮膚炎か喘息である。 昔はおねしょがいたが最近は見ない。 この時期、小学生でも塾の特訓などで肩の痛みを訴えてくる子がいる。 親も子供に肩が痛いと言われればなすすべがない。 そういう子供の身体を診ると確かに腕がはって、立派な肩こりである。 かかっている間に寝てしまう子もいる。 頑張っているんだなぁと応援したくなる。 しかしただ肩を揉めばいいという話では…
鬱病で通っている方が遠方に引越してしまい、中々コミュニケーションがうまくいかない。数ヶ月ぶりに診たら、自分で鬱病に対して効果のあると言われている健康食品を調べ、服用し始めた。飲み始めは効いたと感じるらしいのだが、すぐに効かなくなるという。カルテを調べたら去年の年末ぐらいまではうまくいっていた。今年に入って春ぐらいから色々と手を出し始めたという。今までならすぐに相談に来られたのが、遠方では中々そうも…