日を改めて仕切り直し
前回、常連さんの腰痛がいつもより酷かった。治療していてもあまりに筋肉が反応しないので、「仕切り直してもう一度1週間ぐらい後に治療しましょう。」と伝えて、先程治療したら、大腿四頭筋(太腿)が嘘のように柔らかくなり、腰痛がなくなっていた。こちらとしては戦略勝ちで思わず微笑んでしまう。しかし脛は硬いままで余り反応しなかった。ハムストリング(太腿の裏)は少しだけほぐれていた。脚の筋肉も場所により反応がかな…
前回、常連さんの腰痛がいつもより酷かった。治療していてもあまりに筋肉が反応しないので、「仕切り直してもう一度1週間ぐらい後に治療しましょう。」と伝えて、先程治療したら、大腿四頭筋(太腿)が嘘のように柔らかくなり、腰痛がなくなっていた。こちらとしては戦略勝ちで思わず微笑んでしまう。しかし脛は硬いままで余り反応しなかった。ハムストリング(太腿の裏)は少しだけほぐれていた。脚の筋肉も場所により反応がかな…
この仕事をしていると、「レントゲンを撮っても異常がないと言われるんです。」とよく言われる。 腰痛、膝痛、首の痛みなど確かにレントゲンだけの診断では、原因を確定しにくい。 病院にMRIがあり、詳細が分かればもう少し原因特定できるのだろうが、必ずMRIを撮ってくれるわけではない。 最近では整形外科の領域でよく、超音波診断装置を使っている。 当院でももう導入して数年経つが、現実問題、超音波診断装置だけで…
今はまだいいがやがてこちらが爺さんになったら、少し治療の中におとぼけを入れようと思っている。今日来た常連さんはもう40年近く診ている。いつもと違う左腰を訴えるので調べたら、原因は筋肉痛でそれもいつもより5割増しで使っている。何をやったかはわからないが、「いつもより5割増しで頑張って何かやったでしょう?」と聞いたら、「いつもは筋トレのレベルが4なのに、今回はレベルを6にした。確かに5割増し。少し気合…
「身体の中の父ちゃん母ちゃん」の話は患者さんにはよくしている。例えば右膝が痛い場合に我々はまず左足から診る。反対側の足に余裕がない場合は患部の痛みが強くなることを体験的に知っているからである。そこをちゃんと説明しないと、「私は右膝が痛いと言ったのに、この先生反対の左ばかりを治療している。人の話を聞いていないか、右も左も分からないのでは・・・。」と言われてしまう。痛い右膝を「父ちゃん」、痛くない膝を…
ブログでは何度も書いているが、病気を縦割りで診ると答えの出ない場合が多い。 首の痛み一つ取っても、病院ではレントゲンを撮り、問題がないと痛み止めで終わり。 良くなれば良いが、良くならないと次にどこへ行って良いか分からない。 余りごねると、「心療内科を受診してみては・・・。」と言われてしまう。 我々から診ると首の痛みの原因は、「腕のこり」「噛み合わせ」「鼻炎」「眼の疲れ」「肋骨のゆがみ」「喉痛み」「…
常連さんが、「数年に一度角膜がおかしくなり、眼医者で診てもらっている。『コンタクトをしているの?』と聞かれるがしていない。角膜がやられると痛くて仕方がない。原因もわからず辛くなると通っているだけ。前回は『ウィルスが関わることもある。』と言われた。」と言う。この話を聞いて、最近この方は身体が少し激務でゆとりが全くなくなっている。前回など今までで1番悪く、首のゆがみや神経の興奮があったから、「マウスピ…
今日来た方は耳の聞こえが悪いのですぐに耳鼻科に行ったという。我々の感覚では耳鼻科は早ければ早いほどいい。頭痛ぐらいなら少し様子を見てということになるだろうが、難聴や耳鳴り、眩暈などは早く処置をしなければ困る場合がある。そして耳鼻科では何故か鼻を診てもらって水抜き剤が出たと言う。そして1週間後にまた来て下さいと言われたという。この話を聞いて少し不親切だなぁと思った。まず難聴の原因であるが昔、中耳炎を…
先日、「平成の三四郎」こと古賀選手が53才の若さで亡くなった。山下会長のあとはこの方が柔道界を背負って立つと思っていたのでとても残念で、余りの若さにショックが大きい。バルセロナオリンピックでの試合直前でのアクシデントや、優勝した時の顔は今でも忘れられない。報道によるとお父様も若くしてがんで亡くなり、本人はがんの手術を受けて闘病中だったらしい。 常連さんから、「金メダルを取るほど身体を鍛えているのに…
今日、紹介で来たおばあちゃんは色々と症状があった。右の眼瞼痙攣と右頬のシビレ、右耳鳴りに花粉症、噛み合わせに狭心症、便秘、足の冷え性とバラエティにとんでいた。話を聞くと、「最近は新型コロナウィルスの影響で混んでいる医者には行きたくないので、近くで空いている医者は泌尿器だった。薬のことを色々と相談しても只出すばかりで、一向に症状が改善しない。とにかく便秘が良くならない。市販の薬を飲んだら効いているの…
キリスト教徒の内村鑑三が、「人は後世に何を遺して逝けるのか。清き金かそれとも事業か、著述をし思想を残すことか。それとも教育者となって学問を伝えることか。しかし何人にも遺すことができる最大の遺物がある。それはその人らしい生涯を送ることである。」と説いた。 私も還暦を越えだしてから、何か後世に役に立つものを残したいという気持ちが出てきた。 では何を残せるかだが、仕事柄「健康格言」しかない。 普段何気な…
還暦を迎えた常連さんが、「先生は還暦の時に何か感じた?俺、あまり嬉しくないんだよね。」と言うので、「僕は特別には何も感じなかったです。仕事柄、男の38才説で色々と訴えてくる方はいますが、おそらく昔聞いた話が影響していると思います。20年ほど前に何か困った事があると相談にのって戴いていた師匠から、『よく男が40才になると、人生半分来たなどと言って立ち止まる奴がいる。生き方というのはオープンリールでい…
常連さんが最近物忘れをするので診て欲しいという。全身を調べたら、免疫の指数は低いし、記憶の反応点も良くなく、神経伝達物質も数値も低い。何故か胃だけ問題がなく、腸の反応点が最近で一番低い。何が起こったのか聞いたら、「百草丸を飲むと胃の調子が良いので続けている。何故か甘い物が食べたくなり、食べても胃がやられない。しかし便秘が酷く下剤を飲んでもスッキリしない。そして物忘れする。」と言う。これは胃だけ強く…
膝痛の方はよく来るので、テーピングの使用率は高い。先程来た方は時々、膝痛を訴えるので必要に応じてテーピングは使っている。前回、膝にテーピングをしたらいつもなら楽になるのが、痛みが取れず気になって剥がしたら痛みが取れたという。こういう場合はどう考えたら良いのだろうか。まず我々がテーピングを使う目的は2つである。「筋力低下」と「筋肉が硬い」である。「筋力低下」はテーピングをして補強になるから痛みが楽に…
常連さんが頭痛が続いていると言う。身体を調べてみると「腕のこり」が相当酷い。腕は「使うか」「ストレス」しか硬くならないので、何をしたのか聞いたら、「特別には何もしていない。」と言う。硬さから判断して、かなり根を詰めて2-3週間経っているので、また聞いたら、「編み物を少し、孫のために・・・。」と言う。本人はそんな前に使った腕の問題がまだ残っているとは思っていないので、意外な顔をしていた。全て腕に自覚…
以前から「親の年収による教育格差」が言われている。 昔は東大には田舎の秀才がかなり入っていたが、2014年の調査によれば東大生の育った家庭の半数強が、親の年収が950万円以上の裕福な家庭だったという。 本人が頑張れば入れるというより、環境の影響が大きいという事だ。 また厚労省の調査では所得による「健康格差」で所得200万円未満の世帯と600万円以上で歯の本数が違うと言う。 所得によって健康リスクに…
以前も老人性掻痒(そうよう)症で書いたが、 糖尿病などで痒みが出た場合、現代医学の中に中々良い治療法がない。痒みが軽ければそこそこの塗り薬で良くなるだろうが、酷くなればステロイドを使う。ステロイドで治まれば良いが、治まらない人は多い。そんな時何処を診るかであるが、「鼻炎」「口腔内」「腸」が決め手である。一部心臓の薬などで腸管がやられ、痒みが出ていれば、投薬の見直しで良くなる方もいる。治療法は「鼻炎…
よく相撲で、「死に体(しにたい)」と言うが、姿勢のバランスが崩れた状態を表している。学校で強度と神経や筋の興奮性の関係で、「アルントシュルツの刺激法則」を習う。 弱い刺激をすることで神経機能を喚起し 中程度の刺激で神経機能を興奮させ 強い刺激は神経機能を抑制し 最強度の刺激で静止する と言うものである。今日来た常連さんはかなり激務でストレスの反応点である腕が、「死に体」になっていた。アルントシュル…
常連さんのお母さんが、右のお尻が痛いと言う。調べてみると坐骨神経痛を起こしている。何をやったのか聞いたら、「健康のために毎日1万歩歩いて、雨の日は階段を上り下りしている。最近は腹筋の指導も受けている。」と言う。太腿を調べると、かなり真面目に階段の上り下りをしたことが分かる。脛は硬さから逆算して、3ヶ月以上真面目に休まず歩いたことが分かる。腹筋も始めてから2-3週間で痛くなったという。「この脚の硬さ…
肩や腰の痛みで来る方は多いが、私自身、「一番辛いところは最後に治療する」ようにしている。 理由は肩なら肩の痛みの出た原因と経過を重要視しているからである。 例えば左肩や首の辛さを訴えた場合、まず反対の右腕から治療する。 右腕はパソコン病で一番やられるところで、別名、「クリック病」と言われている。 クリックのしすぎで右腕が疲れるが、腕は自覚症状を出さないので、右肩・首の痛みという症状を出す。 基本は…
時々新聞などでも「シルバー川柳」の入選作品をやっている。特にお年寄りネタが面白く、思わず笑ってしまう。 全国有料老人ホーム協会が主催でシリーズになっているので紹介したい。 「第1回シルバー川柳」入選発表 「第2回シルバー川柳」入選発表 「第3回シルバー川柳」入選発表 「第4回シルバー川柳」入選発表 「第5回シルバー川柳」入選発表 「第6回シルバー川柳」入選発表 「第7回シルバー川柳」入選発表 「第…