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セコンドライフを倍楽しむ方法

60代で仕事を引退してセコンドライフを考えている方は多い。年配の方からよく聞く話は、「60代は皆元気。その後70代まで元気な方は基礎体力がある方。60代だけだと10年だが、70代まで入れると20年遊べる。この違いは大きい。」体力に自身のある方ならいいが、そうではない方は遊び方にコツがある。何事もダラダラやることである。社長だと何事もピシッとしないと気が済まない方が多いが、今日から生活を一辺するみた…

踊りを若先生に教わって身体を壊す話

日舞を習っている方がたまたま30代の若先生に指導を受けて膝を痛めた。「もっとひねって。膝をもっと曲げて。腰をそらせて。」若い先生だけに色々と言われるという。普段は自分と年齢が変わらない先生に教わっているので、「あなたの年でそれだけ出来ればまあ良いでしょう。」という話になるのだが、若い先生は容赦がない。以前年配の女性でゴルフをジャンボ尾崎さんみたいなプロに習った事があった。男性のプロに習うと細身の女…

背中の痛みとバロメーター

以前から長時間、車の移動などで背中の痛みが出る方が、ゴルフで首までおかしくなってしまった。治療自体は難しくないのだが、患者さんにこういう話をした。 「昔はこういう背中の痛みを取ろうとムキになっていた。頑張って取れて良かったと思っていたら、違うところに同じような反応点が出る。今度はそこを取ると他の場所にまた出る。ある時これは取るべき痛みではなく身体のバロメーターだと気がついた。バロメーター自体は悪い…

健康のために柔道は良いか

こういう仕事をしていると、「健康のために○○をして良いか?」とよく聞かれる。「健康は結構だが、具体的に何処を強くするとか、何がどうなれば健康的と思っているのですか?」と聞くと黙ってしまう。何となく元気な感じをイメージしているらしい。先程も柔道はどうかと聞かれたので、「受け身を覚えると良い。走ったり、テニスをしたり、身体に負担がかかったときにそれを上手に分散する術が身につく。」と言ったら、「なるほど…

筋肉痛の治し方アラカルト

この時期スキーをやって筋肉痛の方がよく来る。ちなみに「ゴルフ・スキー・テニス」はお薦めしない3大スポーツである。スキーは冬しか出来ないので中々準備万端の方は少ない。痛めて治療して、また痛めての繰り返しになってしまう。少し良くなっても、今後どこまで使えるのかは本人も何々わからない。膝の靱帯でも痛めたらそのシーズンは終わってしまう。治療も慎重になるが、こんな時にうまい答えをする先生がいる。「あなたのス…

頸椎ヘルニアとゴールデンタイム

数年前から頸椎ヘルニアの方が手のシビレで通っている。中々これといって決定打の治療法がなく、仕事が肉体労働なので、その時の主訴をメインに治療している。先日仕事を変え、肉体労働から解放されたら、今までの筋肉痛が嘘のようにない。手のシビレも楽だという。そして仕事の終了時間も早いので、十分睡眠が取れて快調だという。これはチャンスと思い3-6ヶ月ぐらい、このまま今の状態を維持したらどうかと提案した。少し仕事…

胃がんと編み物

胃がんの手術のあと、ピロリ菌除菌もした方が編み物が出来ないという。我々から診ると胃に負担をかけると左の背中が硬くなる。背中の筋肉は肩関節に繋がっているので、背中の硬さ→肩関節の制限→腕の筋力低下が起こる。だから編み物などするとすぐに身体にやめさせられてしまう。術後、時間があり編み物をやりたい気持ちは分かるが、編み物以外でも手を使うことはあまりお薦めできない。特にゴルフなどは玉が何処に飛んでいくか分…

健康のためにテニスを始めて逆効果

これは大分古い話しだが、若い方が健康のためと週に一度テニスを始めた。 多少の心得はあったと見えて、週末が待ち遠しいという。 日曜日に必ず治療をしていたが、ある時治療しながら、 「何時になったら、マッサージをしなくても良くなるのか?健康のためにやっているので、もうそろそろかからなくてもいいと思うのだが・・・。」 というので答えた。 「テニスをしている限り、治療は必要ですよ。テニスをやめればかからなく…

記録を残す

先日かなりひどい坐骨神経痛の方が来た。 歩くのも辛いし、寝返りも出来ない。 数日前にゴルフで無理をして右脚を痛めたという。 以前にも同じようなことがあったが、治ったのですこしバカにしていたら歩けなくなってしまったという。 とにかく太腿の痛みが強い。 飲み薬が効かず、座薬で何とか生活できるレベルだという。 夜中にうずくのでよく眠れないという。 見るからに辛そうである。 ほぼ毎日の治療で薄皮を剥ぐ如く…

治療の分かれ道

ゴルフなどをよくされる方が最近調子が良いという。 初診時はかなり坐骨神経痛がひどく、まめに手入れをしたり摂生をして戴いた部分が大きい。 最近は治療をしていても悪いところが殆ど見つからない。 仕事柄いかに辛い症状を早く取るかばかり考えてしまうが、何処も辛くないと言われると少し気が抜けてしまう。 しかし皆さんが病院で言われるように、悪くなってからの治療では手間もお金もかかるのです。 治療は基本的にマイ…

回復力

中高年の方がスポーツを始めると成果ばかり気にする傾向がある。ゴルフの玉が飛んだとか、マラソンでタイムが縮まったとか・・・。気持ちはわかるが治療家から見るとそこよりももっとみてもらいたい所がある。それは回復力である。ある程度の年齢になっても訓練をすればタイムは良くなるが、身体に負担をかけたものがどれだけの時間で、どの程度回復するかが一番大事である。有名な話に社長と部長と平社員がゴルフに行って、翌日平…

腰痛の真の原因

当院のような鍼灸院で扱う腰痛には特徴があります。「ほおっておいて治るほど軽くはないし、病院でレントゲンを撮ってもらって異常はないと言われたけど治らない。薬が効かない。最近ひどくなってきた。鍼灸でも試してみるか。」ですから脊髄損傷のような難しい方は来ませんし、骨折も来ません(後遺症の方は来ますが)。そうなると坐骨神経痛が多くなります。それも数十年かけて徐々に悪くなった方や、最近冷えた方、交通事故の後…

男の38才説

40才ぐらいの男性には次の話をよくする。「男の38才説」といって、40才前に身体が少しおかしくなる。理由はこうだ。まず30代そこそこの時は10代・20代と何も変わっていないと感じている。確かにアフターファイブも元気だし、多少徹夜してもへこたれない。ゴルフだって絶好調、体のことを考えた事がない。しかし皆さんの体を診ているとそんなことをいっていられるのはおおよそ33才まで。そこから5年で一つの転機がく…

足の爪治療

10年以上前の事だが、ある脳卒中の患者さんの膝を治療をしようとして足を見たら、爪が変形していた。話を聞くと脳卒中をやってから、足の感覚が鈍く自分では切れない。旦那も年で手が震えて、危なくて切ってもらえないという。それ以来、困っている。よく見ると足の親指の爪が2枚になっている。古い爪を痛めたみたいで新しい爪が出られないでいた。爪が前に伸びるのではなく、厚みが出て皮膚に食い込んでいて、いかにも痛々しそ…

女優さんの歯科治療

映画の撮影時、女優さんが歯科治療で顔が腫れてしまったら、全てのスケジュールが狂い大問題となってしまう。以前に歯科の先生からこういう場合、どうすればいいかを伺った。 ポイントは2つある。1つは歯科の治療の前に肩、頚、腕を十分に揉んでおくことである。東洋医学では歯の痛みを腕や肩のツボで治療する。歯の治療をして顔が腫れたから肩を揉むでは遅いのである。もう1つは治療前に鎮痛剤や抗生剤を飲んでおくことである…

坐骨神経痛

目安は8回 カルテを調べると多くの方が8回以内で終わっている。治療経過の中で良くなったり、悪化したりがあるので、こ ちらとしては長い道のりに感じるが、統計を取るとほとんどの方が、その範囲内でおさまっているので驚いた。だから最近は坐骨神経痛の方には、8回の治療で ほぼおさまる旨を初めに伝えている。8回と言っても週に1度治療して2ヶ月かかる。8日間続けてやれば治るのかと聞かれるが、1回治療して体の反応…

膝の痛み

膝の治療10通り 膝に痛みで来院される方が多い。膝治療に関して思いつくだけでも10通りの方法が浮かぶ。 変形がひどく手術をしなくてはいけない方は別だが、今までの経験でほとんどの方がこの治療でうまくいく。ただし気をつけなければならないのは膝の熱だ。膝 が熱を持っている場合、熱を取らない限り治療がうまくいかない。治療前には必ず患部の熱を診るようにしているが、皆さんは意外と膝の熱に気がつかない。膝 治療…