ゴルフで膝痛を楽にする方法
常連さんがゴルフにはまっていて膝を痛めている。若い頃から始めた方はそんなに集中してゴルフの練習はしないが、ある程度の年齢になってはまった方は週に2-3回、多いと4-5回レッスンを受ける。頭の中はスコアと飛距離で一杯で、新しいクラブなどを揃えたら間違いなくはまっている。そしてプロに打ち方を教わると、身につけたくて何度も何度も練習する。気がつくと膝を痛めている。初めのうちは足が腫れるのでサポートタイプ…
常連さんがゴルフにはまっていて膝を痛めている。若い頃から始めた方はそんなに集中してゴルフの練習はしないが、ある程度の年齢になってはまった方は週に2-3回、多いと4-5回レッスンを受ける。頭の中はスコアと飛距離で一杯で、新しいクラブなどを揃えたら間違いなくはまっている。そしてプロに打ち方を教わると、身につけたくて何度も何度も練習する。気がつくと膝を痛めている。初めのうちは足が腫れるのでサポートタイプ…
常連さんがここ数週間、坐骨神経痛の治療をしている。以前は五十肩だったがほぼ治って最近は腰が気になると言う。新しい年になり、「たまには肩も診てもらおうかなぁ。1.5時間で全身大丈夫?」と聞くので、「大丈夫です。では次回肩も拝見します」ということになり、久しぶりに腕を診たら、論外なぐらい酷い。以前から腕は「使うかストレスで硬くなる」と言っている。話を聞いたら、ゴルフの打ちっぱなしに通っていて仲間がいる…
仕事柄、ゴルフにはまる方は多い。テニスやトライアスロンもそうだが、お仲間との関係が大きく影響している。 ゴルフを始めた頃は周りがよく褒める。 「初心者にしては球が真っ直ぐ飛ぶ。このまま練習すれば、シングルまでいくのでは・・・。」 「ドライバーもクラブを変えれば30ヤードぐらいはすぐ伸びる。」 「今度我々と一緒にプレーしませんか。」 ゴルフづきあいが始まり、本人は寝ても覚めてもゴルフが気になってしま…
常連さんが最近ゴルフにはまっている。30代の時は時間もお金もないが、50代になると余裕が出来る。そうなると頭の中はゴルフの事ばかり。「今週もコースに行こう。」「新しいドライバーを買おう。」「時間があれば練習場に行きたい。」「膝は多少痛いが何とかなる。」頭の中すべてがゴルフ中心に回る。膝とか痛くなければ良いが、大抵の方は膝か腰を痛める。少し治療して楽になるともっと負担をかける。「少し膝が楽なので、も…
私自身ゴルフをやったことはないが、ゴルフで体を壊した方を診るのは専門である。以前、ゴルフで負担のかかるところはどなたも同じを書いたが、上手な方程同じ筋肉しか使わない。この安定した筋肉の使い方というのは、おそらくボールが真っ直ぐ飛んだり、飛距離なども調整できるのであろう。慣れていない方程筋肉の使い方がバラバラなので、ボールが何処へ飛んでいくかは分からない。当然スコアも良くないと思う。慣れた方でも少し…
よくゴルフをやる方から、「治療はゴルフの前、後?」と聞かれる。経験的にあまりゴルフをやらない方は、「昨日ゴルフに行ったら、腰が痛くなっちゃった。」と言うし、頻繁に行く方は、「週末ゴルフだから診ておいて欲しい。」と言う。あまり行かない方はゴルフで腰痛を起こすと思っていないし、頻繁に行く方は前回の腰や脚の事が気になっている。では正解はどちらであろうか。私自身は、「ゴルフの前」と思っている。理想を言えば…
以前、ゴルフに関しては負担のかかるところは皆同じと書いた。今日来た常連さんは長い間ゴルフを続けていたが、明確なゴルフ疲れが出ていなかった。しかし今日の身体は明確にゴルフ疲れである。何が変わったのか聞いたら、「今までは週に1回打ちっぱなし、レッスンが1回、コースが1回だったが、新型コロナウィルスの影響で打ちっぱなしを2回にした。」という。今まで何年やってもゴルフの影響は少ないと考えていたが、おそらく…
最近ゴルフで腰を痛める方が増えている。新型コロナウィルスの引きこもり生活に疲れたのか、ゴルフを楽しむ方が増えたのであろう。長年ゴルフで身体を痛めた方ばかり診て来たので、やろうという気持ちは全く起こらないが、どなたを見ても症状が同じなので少し解説したい。 左肩-これはスイングであろう。飛ばすために肩関節を使う。 左腰痛-これはスイングの時に捻るのであろう。 左の殿部-これは左脚荷重にして股関節が耐え…
時々、ゴルフボールを使って自分のつらい肩や腰をゴリゴリやる人がいる。特にうちの予約が取れなかった後は、一層力強くやってしまうらしい。気持ちは分かるが少しこれは危険である。以前、マッサージチェアを買って納得いくまでゴリゴリやっていたら、ある瞬間から違う痛みを感じたので見てみたら血がついていて皮膚が破けてしまったという患者がいた。皮膚が破けてしまえば場合によっては皮膚移植である。そこまでいかないまでも…
常連さんが珍しくぎっくり腰をやってしまったという。普段なら腰痛を起こさないレベルの重さなのに何故か今回は起こしたという。身体を調べたら、この時期特有のコロナで胃腸を壊していた。特に胃炎が目立つ。硬さから逆算して1ヶ月程度は辛かったと思う。これでは腹筋力が低下して腰を痛めても仕方がない。さらに数日後にゴルフがあるという。本人は行きたいみたいなので、注意点をいくつか話した。 ■やってはいけないこと …
常連さんが、「ゴルフを土日で2連チャンやるとどうしても週明けの月・火曜日に疲れが残る。何とかならないか。」という。この方は医療関係者なので、「考え方ですが、筋肉に乳酸が溜まるという話もありますが、単純にそれだけが原因なら何か打ち消す物を静注(静脈注射)で入れれば解決します。しかし実際問題それでうまくいったという話を聞きません。ですから強ミノ(強力ネオミノファーゲンシー 肝臓を元気にする薬)やミオナ…
常連さんが滅多に言わない右首と右片頭痛を訴えてきた。筋肉を触ると右側だけ方や首の筋肉が緊張している。何があったのか聞いたら、抜歯をしたという。以前、女優さんの歯科治療で書いたが、抜歯後は何が起こるかわからない。傷口がオープンしていて、噛む力も弱い、痛みもある。そんな状態でゴルフをしたという。明確に原因がわかったので、「歯を抜いたらゴルフはしない方がいい」とアドバイスをした。しかし本人にしてみると、…
日曜日に接待ゴルフで土曜日の午後にちょっとした植木や家具を動かすと、ぎっくり腰をやってしまう。いつもかかっている先生に治療を受けられれば良いが、かかれないケースもある。そんな時に対処法をいくつか紹介したい。まずはぎっくり腰は腰の筋膜炎なので、冷湿布で痛い腰を冷やす。次に食事を止める。ぎっくり腰の原因のいくつかが胃腸炎から来るので、食べて腹圧を上げると腹筋が働かず、余計に腰に負担がかかる。次にお風呂…
最近は減ったが、昔はよく「俺は若い頃は本当に人の2-3倍働いた」と自慢していた社長は多かった。そんな時には必ず、「だからこんな体になったのですよ」と言う。社長は怪訝な顔をするが事実である。以前から、「病気は仰山にしろ」「我慢弱い」「すぐに根をあげろ」「御身大切」と言い続けている。なぜこんなにこだわるかというと、若い頃に無理をして、年を取ってどうにもならなくなった方ばかり診てきたからである。若い頃に…
もう20年以上通われている会長が最近85才を超え、つくづく最近の気持ちを教えてくれた。 「昔は歌舞伎やクラッシックなど時間がなくて見られないから、会員になって自動的にチケットを送ってもらっていた。もちろん全て見れる訳ではないが、それでもそこそこは頑張って見ていた。やがていつでも自由に見られるようになりたいなぁと思いながら・・・。しかし最近いくらでも時間があるのに、全く見に行かない。気力がないという…
色々な方の身体を診ていると、「仕事で毒を飲んでいる人が多い」と感じてしまう。若い頃は仕事を覚えるまでに苦労するから仕方がない部分はあるとは思うが、ある程度ベテランになっても毒を飲み続けている方もいる。私も病院勤務時代に月に一度ぐらいは朝全く起きられず、時々休んでいたが最近は全くそういうことがない。少し偉そうに言うと仕事が道楽か趣味になってしまった。これは突然なった訳ではなく、難しい患者をこなしなが…
仕事をしながらいつも感じていることがある。それは、「人は何か出来ると喜ぶが、身体のことはあまり考えていない。本来の喜びは○○をやったけど、ちゃんと身体が回復した事が本当の喜びである」という事だ。 例えばゴルフが好きな方が軽井沢など行って、「7日間連続でコース回れた」とか、「若い連中と一緒に2ラウンド回れた」と喜んでいるが、それを私に言うということは身体の何処かが辛いのである。身体のことは殆ど考えず…
「今までは放っておいても身体は治ったが最近はダメ。」とよく患者さんは言います。そんな時は必ず、「身体に悪いことばかりして、身体に良いことをしなければ治るわけないです」と言っています。例えば腰痛持ちの方がゴルフばかりしていて、ほんの少しの安静と軽いマッサージで患者さんは身体が元に戻ると思っています。若い頃ならいいですが、40代以降では回復力が追いつく方の方が少ないです。身体が治るには条件があります。…
以前からストレスは身体の末端に出ると言っている。若い方が仕事で疲れ、酒を飲んだ後よくバッティングセンターに行っているが、実はこれは理にかなっている。ストレスで末端の腕は硬くなるが自覚が出ない。この腕のこりはストレスが解消されない限り良くならないが、腕に筋肉痛が起こってしまうと、身体は筋肉痛を治すために腕に血を送り、すぐに回復させようとする。その時にストレスによる腕のこりまで治してしまう。怪我の功名…
今まで何人もテニスにはまっている患者を診ている。テニスに関しては何度もお薦めしないスポーツと言っているが、はまっている方の中でも趣味を越えて、麻薬患者がいる。大抵そういう方は最低でも週4回、多いと5回はプレーをしている。基本的に筋肉の質が良く、肘など痛くならず勝ち続けると面白くなり、特にダブルスだと抜けられなくなる。たまに週に2回ぐらいしかしていないと焦り、お誘いがかからないかと思ってしまう。この…