キーワード 風邪

役者の予防法

役者として活躍している方が、本番中風邪を引いて困ったことがあった。少し強めの薬を出して戴いてその時は何とか乗り切ったが、その後背中を痛めた。喉と背中の痛みが本番中に出たら仕事にならないので、3つの予防法を伝えた。 1.EAT(Bスポット療法) 2.口テープ(優肌絆) 3.乳酸菌 患者さんは全く別の事をイメージしていたみたいで、「背中の痛みと乳酸菌はどういう関係ですか?」と聞いてきた。EAT(Bスポ…

マスクメロンで落ちた体調の治し方

マスクメロンで具合が悪くなった方の治し方だが、意外と簡単である。まずは乳酸菌、これは何度も書いているので説明はいらないと思う。次にクエン酸。このクエン酸(梅干しがお薦め)は疲れたときの定番です。(クエン酸について有名な話)次に藍を使います。これは少し説明が必要でしょう。染料で有名な藍染めは昔から職人が風邪を引かないことで有名でした。藍の成分の中に抗菌作用や解熱消炎作用があることは昔から知られていま…

不眠症と傷

鬱病の方で不眠症を訴えてくる方は多い。睡眠も条件が揃うと寝やすいが、その条件が揃わないと中々寝られない。例えば昼間運動をして好きな音楽の条件が揃うと寝られる方でも、いつまでも同じ条件では満たされない。次から次へと良いものを探さなくてはならない。今までこれが良かったからと言って同じものを追いかけてもいい結果は出ない。仕事柄安眠グッズは多く試したが、これさえ使えばという物は殆どない。新しい刺激が必要で…

寝たきりと食生活

風邪で寝込むことはよくある。寝過ぎて腰が痛い経験をされた方も多いと思う。こんな時は注意が必要だ。寝過ぎて腰に痛みの出るところと、食生活で刺激物の摂取、甘い物取りすぎは同じ場所に出る。風邪で寝ているときは栄養を取らなくてはならないと甘い物や、食欲が出ないから刺激物を摂取していると、腰痛が悪化する。水分は必要だが、具合の悪いときは胃腸を休め、ゆっくり寝ている方が良い。栄養のことなど考えなくてもたっぷり…

頚椎椎間板ヘルニアについて

肩と胸が痛く、手に力が入らないという方が来た。初診時は悪い方の右手の握力を測ったら5kg。これは何を意味するかと言うと、握力が7kgを切ると茶碗を落としたり字が書けない。5kgでは殆ど仕事にならない。その後、病院で詳しく調べてもらったら頚椎椎間板ヘルニアだという。そして医者に手術を勧められ、どうしようか判断に困っているので来たという。また握力を測ったら、7.5kg。何ともギリギリセーフである。たっ…

小さな努力の積み重ねで結果を出す

ある患者さんは背骨が側弯で、冷え性、婦人科の病気に胃腸虚弱、喘息に不眠症と病気の問屋さんである。 話を聞くと仕事は激務で、常にイライラしていて肩こりがなかなか治らない。 定期的に通ってはいるのだが、本人もこちらも納得のいく結果は出ていない。 そんな時にたまたま坐骨神経痛がひどくなり、夜寝る前にたった5分ストレッチをやったら、朝が全然違うという。 気をよくして朝もやったら、授業中が楽だという。 楽し…

鼻詰まり対策を長ネギで

この季節、インフルエンザなどで鼻詰まりを訴えてくる方は多い。鼻詰まりは家庭にある物で簡単に治療できるので紹介したい。使うのは長ネギである。白いところを4-5cmほど詰まっている鼻に入る太さにして、入れておくだけで鼻が通る。それが嫌な方は白い部分を刻んでガーゼに包み、マフラーみたいに首に巻いておくと臭いだけでも効果がある。軽い方ならビポラップでいい。子供が風邪を引いた時など、長ネギマフラーをつけたと…

正しい医療のための10か条

これはある病院が掲示した「正しい医療のための10か条」である。 1.常識を疑ってかかること。 2.テレビや新聞の言う事は信じないこと。 3.情報やネットや書籍で幅広く収集すること。 4.自分の感覚を大切にして直感を信じること。 5.症状は治るための免疫反応と心得ること。 6.病気は体からのメッセージと心得ること。 7.日本にも世界にも伝統医学があり、高い効果があることを知ること。 8.西洋医学は緊…

パッチワークと咳

2人目を生んだ新米ママが、パッチワークにはまっている。子供が寝てからは自分の時間で、その時に子供服などを作るのが楽しいと言う。ある時子供が風邪を引いてからママに移り、ママがなかなか治らず困っているという。この話を聞いてすぐに「鍋を洗うと再発する鬱病」の話を思い出した。鬱病で退院したあと、自宅に戻り気になっていた鍋を洗った途端、また病状が悪化して再入院の話を書いた。腕と頭の血流が密接に関係していて、…

お薦め商品一覧②

前回、当院のお薦め商品一覧を書いたが、第2弾を紹介したい。 【直貼】寒い季節になるとホカロンが欲しくなる。鼻水が出た時など首の後ろに貼ると気持ちが良い。しかし貼るホカロンの場合、温度が60℃ぐらいになり肌着が薄い時など低温火傷を起こす。酷いケースになると皮膚がむけてしまい皮膚移植が必要になる。厚手の洋服の上からでは中々暖まらないし、温度調整が難しい。温度を上がらないようにして皮膚に貼れればと思って…

歯とIHクッキングヒーター

60代の女性が最近眩暈(めまい)がして、血圧が上がったり下がったり、心臓も苦しいという。段々やる気もなくなり外にも出たくないという。耳の病気なのか、循環器なのか、鬱病なのか病院で調べてもらったら、全くどこにも異常がないという。たまたま歯の治療をしていたので、歯医者で診察を受けたら、噛み合わせと感染があるという。まず歯を診てもらいそのあと生活に変化はないかと聞いたら、2年前にIHクッキングヒーターを…

ピンピンコロリについて

最近学会でもPPKと書いてあるから何の略かと聞いたら、「ピンピンコロリ」だという。 嘘みたい話しだが、プレゼンテーションに「PPK」と書いてある。 しかしよく考えるとこのピンピンコロリ、意外と難しい。 まずは死因の殆どが「がん」と「血管-脳卒中と心臓病」の疾患だから、免疫と高血圧に気をつけると予防できる。 乳酸菌と塩分制限、少々の運動でピンピンである。 次にコロリだが、これが難しい。 コロリは血管…

山登りと難聴

時々山へ行かれる方がぎっくり腰になりそうだという。腰を揉んでも筋肉がほぐれない。そして頭も痛いという。何か変なので聞いたら鼻炎や難聴で抗生剤を3週間飲んだという。これでは腸内細菌が死んで腰痛が悪化するはずである。そして頭痛と鼻炎など実に症状が絡んでいる。抗生剤を長期飲むときは、乳酸菌をある程度大量に摂った方がいいが、中々その程度もわかりにくいだろう。この時期風邪をひいて腰まで痛い方がよく来るが、腰…

胃を治す

去年から風邪の影響もあり、胃を壊した方は多い。 よく考えてみると、小鳥タイプの方の胃は深刻である。 ライオンタイプならフードチェックや食事指導、鍼灸で何とかなるが、小鳥タイプの胃は一筋縄ではいかない。 胃が壊れると腸もやられ免疫は下がるし、粘膜は弱くなるし、腰は痛いし、足は冷える。 頭痛や耳の病気、風邪のひきやすいし、生理不順と良いことは何もない。 筋トレをしても太れないから、体力がつかない。 今…

アトピー性皮膚炎の治療

何十年もアトピー性皮膚炎を患っている方が来る。 完治しないには明確な理由があって、我々は西洋医学とは違うアプローチで何とかしようと考えている。 下記はその概略であるがここを外しては治らないのではないかと考えている。 1.身体の中の重金属(特に歯) 昔は歯科治療でアマルガムなどは平気で使っていた。 歯科は混合金属をよく使うが、その中に身体に合わないものがあると原因になる。 2.歯の詰め物の形(尖った…

身体の壊れ方と健康維持

長年仕事をしていると人の身体の壊れ方が皆同じだと気がついた。 長い方では30年以上治療しているので、老化の様子が手に取るようにわかる。 40才で治療開始してもう70才を超えている方もいる。 以前、男の38才説でも書いたが身体は体重の増加と共に腹圧が上がり、腰に対して負担増となり坐骨神経痛が起こる。 お腹が出て、太腿が細くなり、体型的にぽっちゃりしてくる。 内臓も下垂気味になり、下腹ばかり目立つ。 …

夏の定番

夏の定番は「冷たい物取り過ぎ」「エアコン」「足の冷えと浮腫」「左腰痛・坐骨神経痛」「喉を痛める」である。 まず冷たい物をなるべく摂らないようにしても胃に負担がかかる。 胃がやられれば腸までおかしくなる。 エアコンもなくては過ごせない。 子供の頃は気温が30度を超えたというと驚いたが、今は35度を超えてもそんなに驚かない。 日本がすっかり、亜熱帯のような気候になってしまった。 冷たいものとエアコンで…

三日食べなきゃ七割治る

これは船瀬俊介先生の著書のタイトルである。 http://funase.net/ 少し発言は過激であるが、反論できない内容が多い。 最近先生の著書の中で気になる内容があったので、読んでみた。 内容がまとめられていたので、掲載する。 ●風邪、下痢、過労、骨折は劇的に治る ●どんな炎症も断食で治る、水虫も完治 ●断食で歯槽膿漏の腫れなどは治る ●断食は便秘に効果がある ●痔の炎症にも断食はいい効果があ…

気のゆるみと先を見据えての治療

この時期、気候が温暖になり何となく気が緩む。 風邪を引く人が多かったり、坐骨神経痛や冷え性で悩んだりは、病気に対して無防備になっている証拠である。 寒ければ寒いほど人は気を締めるので風邪を引かないものだ。 冬の間、お腹を暖める治療をしていた方も、もういいかなぁと止めてしまうと途端に胃腸障害が起こる。 そして風邪を引き、下痢をする。 同じパターンの人が日に数人来るから、またかと思ってしまう。 昔から…

コンタックとヒップエレキバン

以前病院勤務していたときに、医者、看護師、薬剤師、付き添いさんまで、風邪をひくと売薬でコンタックを飲んでいた。 薬局からは定番の総合感冒薬PLがあるが、誰も飲まない。 コンタックの方が効くという。 長い間疑問に思っていたが、たまたまその製薬会社の方が来たので理由を聞いてみた。 答えは簡単で消炎作用の薬の量が多いという。 本来アメリカなどで使われていた物を日本に輸入した。 体重が100kgぐらいある…