乳酸菌重要

腸のスイッチ

70代男性で後片付けをしたいが頭が働かないから治療して欲しいという方が通っている。 頭の治療は基本的に頭に鍼を打ったり、首のゆがみを治したり、顎関節を改善するためにマウスピースを作ったり、鼻炎をチェックするのが定番である。 次に腸の治療である。 フードチェックや乳酸菌はもちろんだが、按腹や温熱(ホットパックや温灸器)はかかせない。 そしてそれでもだめなら断食である。 出来なければ減食だけでも違う。…

身体の壊れ方と健康維持

長年仕事をしていると人の身体の壊れ方が皆同じだと気がついた。 長い方では30年以上治療しているので、老化の様子が手に取るようにわかる。 40才で治療開始してもう70才を超えている方もいる。 以前、男の38才説でも書いたが身体は体重の増加と共に腹圧が上がり、腰に対して負担増となり坐骨神経痛が起こる。 お腹が出て、太腿が細くなり、体型的にぽっちゃりしてくる。 内臓も下垂気味になり、下腹ばかり目立つ。 …

子供を花粉症にしないための9カ条

アトピー性皮膚炎や花粉症の子供を持つ親にアレルギーに関して色々とアドバイスをした。 最近、子供の衛生環境が良すぎるとアレルギー疾患の罹患率が高くなるという「衛生仮説」を裏付ける研究報告がなされている。 昔は青っぱなの子供がいて、学生服などは鼻をすすってテカテカであった。 我々の上の世代では蟯虫・回虫検査が当たり前だった。 そんな時代にもスギは飛んでいたが、花粉症などいなかった。 花粉症の季節に、都…

骨格、乳酸菌、断食の3段階治療

治療にもレベルがあっておおよそ3段階で考えている。 第1段階は身体のゆがみを治す治療。 首肩腰はもちろんのこと、顎関節や仙腸関節などあらゆる関節を治すことで治癒に導こうとする。 これには基本的に食生活などの環境は変えない。 ゆがみだけ治して身体の回復力を上げる方法である。 第2段階は乳酸菌を使う方法。 これはがんやアトピー性皮膚炎、花粉症などの粘膜や免疫などを上げることによって、治癒に導こうとする…

ピロリ菌除菌に関して

最近、ピロリ菌除菌の話がよく出る。 少し話をまとめてみたい。 以前は胃のように強酸状態で生息できる菌はいないと思われていたが、犬の胃液かららせん菌を見つけた。 その後、ピロリ菌の存在が確定し、胃がんとの関係が指摘され、萎縮性胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などでも除菌が推奨された。 年齢と共に感染率が上がり、日本人の6000万人がピロリ菌に感染している言われている。 しかし胃がんの発生率は地域差があり、…

がんの補助療法

これだけがんの患者さんが増えると、今は一昔前の暗いイメージとはかなり違う。 芸能界などでも誰々ががん発表となっても殆ど驚かないぐらいがんの方は多い。 そんな中、当院に通っている人は何か東洋医学的にアプローチはないかと求めてくる。 良い機会なのでまとめてみたいと思う。 1.乳酸菌を使った腸管免疫のレベルアップ 2.食品の選択(アレルギー対策やがんが喜ばない食べ物の選択) 3.生活環境(着る物・寝室・…

鼻炎と乳酸菌

下記の10症状は38才男性の主訴です。 根本原因はわかりますか? 1.寝起きが悪い 2.風邪を引くと咳が出て2-3週間続く 3.疲れがなかなか取れない 4.夜、いびき・寝言が多い 5.食べても太らない体質 6.抜け毛が多い 7.皮膚が弱い 8.身体が痛い 9.身体がこる 10.眼が疲れやすく、頭痛を伴う バラバラのように見える辛い症状も根本は、「鼻・喉の空気の通り道と腸」の問題です。 こういう方は…

鬱病・うつ病

胃腸との関連 数年前から、鬱病が急増して慌ててこちらも勉強したが、Bi-Digital O-Ring Testで全身を拝見していくうちに胃腸障害が大きく関係していることに気がついた。 精神障害の方がかなりの便秘で、市販の便秘薬をかなり大量に飲むという。精神科の医者はとても良い薬を出してくれているのに、それでダメにしている。なか なか精神科で胃腸のことまでは面倒を見てくれないが、治らない鬱病の方はま…

アトピー性皮膚炎

腸の治療 アトピー性皮膚炎は腸の治療を第一としています。 Bi-Digital O-Ring Testでアトピー性皮膚炎を診ると、免疫の指数や腸の反応が殆どだめでこれでは身体に回復させるだけの力がないと感じます。まずは乳酸菌で腸を整え、喘息や副鼻腔炎などは専門家に診てもらい、その上でアトピー性皮膚炎の治療をしないとうまくいきません。皮膚がかゆいからといって皮膚ばかり見ていてもダメです。テロメアとい…

鼻炎・アレルギー性鼻炎

小鳥とライオンと粘膜 細身の女性、小鳥タイプの方が風呂上がりに皮膚が痒くなるという。鬱病、花粉症やアトピー性皮膚炎もあるので、鼻は大丈夫かと聞いたら蓄膿症でいつも鼻水 が喉に下りて、臭いや味か分からないという。医者に行って取り敢えず抑える薬を頂いてはいるが、何年もそのままだという。これは大変だと思い、まずは鼻か ら治さないと次に進まないという話をした。表面に出ている症状は風呂上がりの皮膚の痒みだが…