いっぱい食べて痩せる話

仕事柄、減量指導している方は何人かいる。
「白米を止めなさい」「醤油、ソース禁止」「ケーキ禁止」など止める話ばかりで、患者も我慢している。
しかし1つだけ、食べると痩せるものがある。
それは、「ゴーヤ」である。
ゴーヤは数年前に長寿に良いことがわかり、健康雑誌などでブームになった。
しかし調べてみると成分に「チャランチン」というのがあり、インスリンと構造式が似ていることから、やせ薬として効果が認められるようになった。
今の時期、生のゴーヤの種(種は身体に良くない)を取り、1/4ほど毎食時食べるといい。
苦みが気になる方はゴーヤチャンプルがいい。
うちではゴーヤチャンプルに卵を入れると、苦みが薄くなることがわかりよく食べている。
ミキサーで飲む場合はバナナかリンゴを入れると味がマイルドになる。
以前、沖縄の先生にこの話をしたら、現地ではゴーヤの漬け物があるという。
本土ではなかなか買えないが、考えてみればキュウリと同じ瓜なので漬け物は美味しい。
収穫時期以外では健康食品の錠剤ある。
今まで沖縄は長寿県で理由は「豚肉と野菜のビタミン摂取」と言われていたが、「ゴーヤ」が長寿の一番の理由ではないかと思っている。
夏バテで痩せている方もいるだろうが、食べて痩せるというのは朗報であろう。
是非、お試し頂きたい。

image_print印刷する