学者との結婚について

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30代の女性が40才の学者とお見合いをして、昼食のときに学者が、「ランチ2,500円か、高いなぁ。」と言ったと言う。「なんてケチなのだろう。」それを聞いて、わざわざ初デートのこの場面でも言わなくてもいいだろうと気持ちが冷めたという。私はこの話を聞いて、ケチかも知れないが経済観念がしっかりしていると悪い印象を持たなかった。仕事柄、「うちのパパは若い頃は羽振りが良くてとても魅力的だった。しかし結婚後も羽振りが良くお金の心配が絶えない。」とか、「うちのは若い頃はとても話が面白くてモテた。私が射止めたが浮気されて困る。」という話をよく聞く。結婚で大事なのは「経済力」と「浮気をしない」事だと思っているが、若い頃は格好が良くて話に乗ってくる方の方が、魅力的に映ってしまうのであろう。当院にも何組がご主人が学者で、おとなしく、話がつまらないと言って来る奥様がいるが、どの方も浮気とお金の悩みを聞いたことがない。以前、結婚相手はおとなしい人を選びなさいと書いたが、家庭内においてやがては女性が主導権を取るのだから、色々な話が合わなくても少しずつ教育していけば良い。野球が嫌いなら面白さを少しずつ教えれば良い。それがダメなら、共通の趣味になりそうなものを探せば良い。よく昔から、奥様が旦那と同じ趣味を持つと夫婦うまくいくという。結婚前に趣味がピッタリ合ったりということの方が我々から見ると怖い。期待値の問題であるが高ければ高いだけ、現実が違うときに落ち込む。しかし昔の見合いみたいに全く期待値がなければ、生活はこんなものとなり、お金と浮気さえ問題なければそれで良しとなる。旦那のおかげでちゃんと生活できるとなれば、多少の無口などは問題でなくなる。お陰様でとなってしまう。学者の中には結婚すると夕食のあとは、自分の勉強部屋で研究を始めてしまう方も多い。楽しい会話などもあまりないと聞く。そこを教育したり、変えら自信があれば決して悪いご縁ではないと思ってしまう。ただし、相性を見て頂いて問題なければの話である。

2018年3月26日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中