按摩泣かせ

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細身の方から、「太った方は大変ですね。」と言われて、「とんでもない。太った方の治療は一番楽です。」と答えました。
いわゆる按摩泣かせは痩せた方で、特に下記の条件を満たした方は大変です。

太ったことがない
喉が弱い
鼻炎がある
風邪をひきやすい
噛み合わせが悪い
時々耳鳴りがする
頭痛持ちである
眠れない
精神的に安定しない
アトピー性皮膚炎がある
胃腸が重い
便秘か下痢をしている
生理痛がある
足が冷える
慢性腰痛である
膝が痛む
朝がきつく起きられない

女優さんでもガリガリの方がいますがもう大変です。
以前、病院勤務だった頃、両国が近かったので時々お相撲さんが来ていましたが、例外なく治療は楽でした。
極端な話、何処に鍼を打っても効いてしまう。
ツボがずれていても打てば大丈夫。
気楽なものです。
しかし細身の方は今までの自分の精度・感度を10倍ぐらいにしないと、なかなかいいと言ってくれません。
同じツボでもほんの少し角度が違うだけで、「そこは違う。」と言ってきます。
色々と言われたおかげで微妙な角度の違いも体得して、今は治療できるようになったわけですから感謝なのですが、こんなに厳しい世界なのかと昔はよく思っていました。
以前に不安神経症の方から治療の後、「全然今日の治療は効いていなかった。あ~、疲れた。」と言われ、こちらも愕然としたことがありましたが、今でも時々細身の女性には身震いします。
納得されないで治療を受けている方は、本当に多いのだといつも感じています。

2015年8月1日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中