治療の分かれ道

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ゴルフなどをよくされる方が最近調子が良いという。
初診時はかなり坐骨神経痛がひどく、まめに手入れをしたり節制をして戴いた部分が大きい。
最近は治療をしていても悪いところが殆ど見つからない。
仕事柄いかに辛い症状を早く取るかばかり考えてしまうが、何処も辛くないと言われると少し気が抜けてしまう。
しかし皆さんが病院で言われるように、悪くなってからの治療では手間もお金もかかるのです。
治療は基本的にマイナスをどうやってゼロにするかですが、貯金治療といってゆとりや予防に眼を向けている方もいます。
どういう方かと言いますと昔かなりこりた方です。
私なども歯で地獄を味わいましたので、用がなくてもは医者に行きます。
歯医者も、「また来たの?悪いところないよ。」と言いますが、「先生、無理矢理でも見つけて下さい。」と粘りますので、ここ20年ぐらい歯痛は味わったことがありません。
腰痛もかなりこりた方は予防できていますが数は少ないのが現実です。
治療もうまくいき卒業が近くなる頃が実は大きな分かれ目なのです。
悪くなるまでいいやと考える方と、いかに貯金を殖やして多少無理をしても大丈夫にしておこうとする方で結果が違います。
では貯金治療のためには一生治療し続けなければならないではないかとなりますが、そんな事はありません。
例えプラス1でも2でも、少々の貯金状態が続けばいいわけです。
これを意識するだけでも悪くなるまで待つ方とは行動が違います。
こんな所に治療の分かれ道があるのです。
まだいいやと考えるか貯金がなくなりそうだと考えるかの差です。

2015年7月30日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中