男性脳と女性脳

女性の会社員が上司にあることで報告をしたら、「結論だけにして。」と言われ納得がいかないという。
物事には経緯があり、それをきちんと伝えなければいけないのに説明を聞かないという。
こういう話はよく聞く。
これは男性脳と女性脳の違いで、男性は結論が大事で、女性は経緯が大事である。
男性は結論を出すことが仕事と思っているので、そこまで最短で行きたい。
女性は経緯の中にドラマがあると思っているので、その経緯は外せない。
治療していても男性の患者さんは、「結論的に何をすればいいのですか?」と聞いてくる。
女性は、「そういうことでしたら、○○や○○もありですね。」となり、結論が出せなくても文句を言わない。
私自身男性の先輩に報告する場合は、「結論的に○○です。」となり、結論が出なければ怒られるが、女性の先輩に報告する時は、「この経緯に関しては、○○で結論はまだです。」と言っても怒られない。
これは明確に違う。
違う理由の一つに脳梁がある。
脳梁(のうりょう)とは左右の脳を繋ぐ所で、女性の方がはるかに太い。
左右の脳で情報を交換しながら、マルチで仕事が出来る。
男性は一つのことしか出来ない。
一つの事が終わってから次のことを考える。
同時進行するとパニックになってしまう。
一芸で何でも極めれば男性の方に軍配が上がるが、女性のように子育てしながら家事をこなし、姑の顔色を見ながら、バーゲンで安いものを探すなどは男性にはまったく出来ない。
これは性差なので仕方がない。
女性は子育てで時には医者、先生、看護師、友達、女中と何でもこなす。
男性は父親以外出来ない。
少し友達をこなそうとするとすぐに根を上げてしまう。
少し相手のことがわかると仕事や生きるのが楽になると思う。

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