Bi-Digital O-Ring Testを使って木材選び

大分前だが地方から喘息の子供を連れてきた親が、家を建てたいので木材を選んで欲しいという。話を聞くと息子が長い間喘息持ちで、新しい家を建てるのにどんな木材を使ったら良いか不安だという。Bi-Digital O-Ring Testなら選べると聞いて木材を数種類持ってきた。まずは杉、これはこの喘息の子供の喉にあまり良くなかった。次に数種類を調べたが、あまり杉と変わらない。最後に調べたのがとても良かったので、「これにしなさい。」と言ったら、お父さんの顔が暗い。「実はこれは檜でコストが3倍かかるんです。子供の健康には良いんでしょうが何せコストが・・・。」確かに親の気持ちは分かる。その後どうされたかはわからないが、アトピー性皮膚炎やアレルギー、喘息や癲癇(てんかん)など何か発作性の病気を持っている方は、事前に調べておくと良い。殆どの方は家を作っておかしいから調べてくれといって、○○が悪いということになるが、作る前ならなんとでもなる。以前に患者さんから頼まれ木材を選んだらサワラが良かった。サワラは家具などに使う堅くない木なので、材木屋さんが苦労して集めたそうだが、作りながら大工さんが、「杉を使うと我々もおかしくなるが、サワラを使うとなんとも気持ちが良い。」と言っていたそうである。以前、ペンキ屋に、「ペンキを研究して喘息がよくなる塗料を開発すれば差別化が出来る。」と話したことがあるが、着る物でも乗り物でも何でも応用範囲は広い。「坐骨神経痛が治る新幹線」「鞭打ちが治る飛行機」「冷え性が治るデスク」「坐ると痩せるソファ」いくらでもアイデアは出る。

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