以前少し高級なワインが安く買えたので、「弟みたいな友人」「勉強仲間」「恩師」にそれぞれ送ったら、反応が全く違った。「弟みたいな友人」は「有り難う」で終わり、「勉強仲間」は「これ、高いんじゃない。今度何か良いとこがあったら飲もう。それまで取っておく。ありがとう。 」「恩師」は「このワインはフランスの○○でまた飲むには若い。10年寝かせてから飲むととても美味しい。それまで取っておく。10年後の楽しみが出来た。ありがとう。 」と3人全く反応が違う。やはり恩師の反応はピカイチで、送ったこちらまで嬉しくなってしまう。これは社会学だが、多くの仕事は人と関わる。「袖触れ合うも多生の縁」や「小才は縁に出合って縁に気づかず」「中才は、縁に気づいて縁を生かさず」「大才は、袖すり合った縁をも生かす」と言うが、本当にそう思う。今日来た社長は「従業員に誕生日のお祝いの手紙を贈るのだけど、21才の若い子がご丁寧にハガキでお礼状を書いてきた。これには驚いた。」と言っていた。この話を聞いた途端、「将来社長の片腕ではないですか」と言ったら、「僕もそう思う」と言っていた。人とのご縁を活かし、反応共感できる人は目立つ。ここから人生に差がつくのだと思う。
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