これは以前聞いた話しだが、ある2つの国で、交通事故の発生件数が10倍違うという。事故件数が多い国は、「信号が青なのだから何も起こらないだろう。この交差点見ないで行っちゃえ。」と言い、少ない国は「青信号でも何が起こるか解らない。気をつけて右左見て走ろう。」と思っているという。その考え方の違いで、事故件数に10倍の差がついてしまっている。これは身体にも当てはまることで、「この程度の事をやっても大丈夫、何事も起こらないだろう。」と「少しこの腰の重さ、悪化するかもしれない。今日は安静にしよう。 」の違いである。この考え方はとても大事で、世の中、どうせ起こるはずはないという事はいくらでも起こる。用心しすぎて萎縮する必要はないが、やはりこの考え方は持っていた方がいい。私は趣味でバイクに乗るが、この考え方を持っていないと怪我をする。「トラックが突然幅寄せしたり、止まるとは思わなかった。」は通じないのである。高速道路を走りながらも、「もしこの高速道路が今、崩れたら・・・」と想像しながら運転している。幸い事故に遭ったことはないが、この考え方を持っていないと怖くて運転できない。車なら多少いい加減でも身を守れるが、バイクはそうはいかない。こんな交通事故の発生件数からも身を守るヒントはある。
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