普段10の身体の器を持っている方でも、何処かに痛みがある時は7割減の3割程度しか身体の器はありません。普段フルマラソンをして足が辛くなる方だと、10数kmでフルマラソンをしたのと同じぐらい辛くなるということです。本人は多少の痛みがあっても3割減で7割残りと思っています。「ちょっと痛いだけで少し具合が悪い程度だから、普段の半分ぐらいやってもまだゆとりがあるはず。」とよく言います。この自分の思い込みと実際の身体のギャップが思わぬ症状を出します。身体はこんな時に無理されたくないので、思いのほか本人が嫌がる痛みをすぐに出します。本人は、「何、この痛み、いつもと違う。何か変。」と言いますが、器を越えていると全く思っていませんからたまたまと思っています。それを続けると益々身体は怒って本格的に止めさせようとします。「こんなはずじゃなかった・・・。」と言います。身体の器が1/3しかないことがわかれば簡単に解決する問題ですが、中々悟れないのが現実です。思い当たる方は注意が必要です。
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