ストレスと末端のこり

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仕事や人間関係でストレスを受けた場合、身体にどの様に影響があるのだろうか?長年の経験からわかったことは末端の血行が悪くなるということだ。具体的には手足、特に肘下と膝下が硬くなる。ストレスを受けると交感神経が血管をしめる。その結果心臓から遠い、末端に血が行きにくくなり硬くなる。心臓にしてみれば何か危機が起こった時に、心臓と肺と脳には血液を送るがあとは知らんといった感じである。ストレスがかかっていることにすぐに気がつけばいいが、腕も足も自覚しにくいところなので、治療が遅れる。胃の痛みなど出れば、「これは結構、身体がやられているなぁ。胃薬でも飲まないとまずいかなぁ。」とわかるが、「ストレスで腕がやられています。」といって来院された方は今までいない。腕がこるというのは「力仕事」か「ストレス」しかない。足のこりは「ストレス」、「胃の問題」、「冷え」、「歩きすぎ」と色々あるが、力仕事もしていないのに腕が硬いというのはかなり精神的にやられているとみてまちがいない。ご自分の腕を触り確かめてみてはいかがだろうか。

2015年7月29日 | カテゴリー : 症例 | 投稿者 : 東洋鍼灸院 田中