以前から、EAT(Bスポット療法)のことは書いている。「難病治療の鍵は鼻にあった」と書いたとおり、鼻炎があると病気は良くならない。鼻炎も自覚症状が出ればいいが、上咽頭炎などは殆ど出ない。
先日紹介で来た患者も、花粉症をほったらかしで、本人にしてみたら、「辛い時は薬を飲んでいる」と言うだろうが、これでは不定愁訴(病院で検査をしても明らかな病気や原因がわからず漠然とした不調を自覚する状態)が起こる。そしてやはり訴えてきた症状は、「胃炎のポリープ、下痢、卵巣嚢腫、脛が硬い、左腰痛、喉がおかしい、首のこり」で何をやっても全く良くならないという。
こうなると話を聞いた瞬間に、「鼻炎持ちね」と言いたくなったしまう。
では鼻炎持ちはどこがだめなのであろうか?
答えは「粘膜」である。
鼻も喉も胃腸も婦人科も皮膚も全て粘膜である。
鼻炎があると粘膜全てに悪影響がいく。喉も胃腸も婦人科も皮膚も全て問題が起こる。だから不定愁訴を訴えてきても、「粘膜問題」と考えれば全て辻褄が合う。
決して原因不明ではないのである。身体を縦割りに診ると原因不明になってしまうが、粘膜問題と捉え、横断的に身体を診れば良く理解出来ると思う。
そしてこういう患者には2つの特徴がある。それは「鬱病」と「痔」である。中々本人が、「痔」の事は言わないが、経験上殆どの方に痔がある。
そんな理由で、「咳が長引く-喉の粘膜が良くない方」は「粘膜問題」があり「痔」を持っている方が実に多いいので、聞くのである。

