左の脇腹が痛い
常連さんが左の脇腹が痛いという。患部を叩くと痛みが出るので、こちらは肋骨の炎症を疑った。しかし本人は、「内臓の可能性はないのでしょうか?」と言う。ないわけではないが、可能性があるとすれば「膵臓」「脾臓」「大腸の左結腸曲」である。「膵臓」なら糖尿病や感染、炎症などで症状(下痢)が出るだろう。これは調べればすぐにわかる。「脾臓」なら肝臓の基礎疾患があるはずである。超音波ですぐにわかる。「大腸の左結腸曲…
常連さんが左の脇腹が痛いという。患部を叩くと痛みが出るので、こちらは肋骨の炎症を疑った。しかし本人は、「内臓の可能性はないのでしょうか?」と言う。ないわけではないが、可能性があるとすれば「膵臓」「脾臓」「大腸の左結腸曲」である。「膵臓」なら糖尿病や感染、炎症などで症状(下痢)が出るだろう。これは調べればすぐにわかる。「脾臓」なら肝臓の基礎疾患があるはずである。超音波ですぐにわかる。「大腸の左結腸曲…
常連さんの紹介で、腕や坐骨神経の痛みが治らない方が来た。話を聞くと、「今まで数件回ったが、すぐに戻ってしまう。全然良くならない。」と言う。身体を診ると「我慢強い」「根を上げない」「病気は仰山にしろ」「飲酒が多い」「噛み合わせにマウスピース」の問題点があったので、関連の話しかしていない。3回治療して3割楽になったという。1回の治療で1割取れればあと7回やれば全治である。しかし私からするとそんなに効く…
最近、新型コロナウィルスのPCR検査陽性者が増えたことや大坂の吉村知事が記者会見したことなどから、うがいのことをよく聞かれる。以前から師匠に、「イソジンは水に数滴垂らすのではなく、ビューッとなるぐらい多めに入れるといい。」と教わり、患者さんにもそう指導している。少し脱線するが、イソジンは板チョコで有名な明治製菓が作っている。下記のものは歯医者と耳鼻科のお勧めである。参考にして欲しい。 コンクール …
【40代】昔と違うのは少しだけ-少し状況が変わってきた 40代の方の特徴は「若い頃とは違うけど大きな違いではない。」と思っていることです。症状は確かにあるけどそんなに悪いわけがないと思っています。時々お腹が重いとか、腰も以前みたいにすぐ治らないとか、白髪が増えたり、ほんの少しだけ記憶が悪くなったり、思い出せなくなったり、皮膚にしみが出たり、顔のしわが気になったり、老眼が必要になってきたり、階段の上…
こういう仕事をしているとプロの方で、「明日本番なんだけど何とかして。」と言ってくる方が時々いる。芸能や歌、スポーツと幅は広い。今日来た方は歌手で声が出にくいという。多少の声帯炎はあるものの、今からでは病院は間に合わない。我々に出来ることは何かを考えながら、全身を拝見した。まず気になったのが「首のこり」「首のゆがみ」「左胸の筋肉」と「左腕のこり」。これは数年以上前から身体に左右差があることを意味する…
最近また、テレビのニュースで「過去最高の感染者数」と連日報道している。以前から、問題は「重症者」と「致死率」で「感染者」ではないと言っているが、中々報道はあおるばかりである。我々はもう市中で2-3割の感染者はいると思っている。東京だけでも人口が1400万人だから280万~420万人である。丁度ブラジルとアメリカの間ぐらいである。何故日本人に致死率が低いかは「もう既に感染していた」「BCG接種とその…
これだけテレビやネットで乳がんの話題が出ると最近は驚かない。一般女性も自分は大丈夫かしらと不安を抱えている方は多く、自分なりに胸を触っているようだが、見方には少しコツがある。下記は東京女子医大から許可を頂いたので、参考にして欲しい。 http://www.twmu.ac.jp/DNH/mce/geka/nyuusen/mitukekata.html 大事なことは胸を触って調べるときは仰向けに寝て調…
減量のパンフレットを公開します。
時々、ゴルフボールを使って自分のつらい肩や腰をゴリゴリやる人がいる。特にうちの予約が取れなかった後は、一層力強くやってしまうらしい。気持ちは分かるが少しこれは危険である。以前、マッサージチェアを買って納得いくまでゴリゴリやっていたら、ある瞬間から違う痛みを感じたので見てみたら血がついていて皮膚が破けてしまったという患者がいた。皮膚が破けてしまえば場合によっては皮膚移植である。そこまでいかないまでも…
数年ぶりに背中の痛みで来た人が、左右の背中の痛みの原因が別だった。初診はスタマックライン・胃炎が原因で左腰痛、胃の治療をして治癒。その後、数年間は良かったが最近また左側が辛いので、「胃だなぁ。」と思っていたという。本人は胃のことはちゃんとメンテしているつもりだが、身体を診ると十分ではない。その状態で数年経ち、左側をかばい続けて右側には筋肉の反応が出ていた。足も左足は胃の反応、右足は筋肉の反応である…
もう数ヶ月間、新型コロナウィルスの情報が飛び交い、色々な先生から教わったり調べたりしていたが、世界的に何故これだけ日本人の重症者が少ないのが謎だった。ウィルスの型だとか、BCGだとか、アジア人の遺伝子とか色々言われてきたが、ようやく今までの疑問を払拭する情報を知り合いの先生から教わった。京都大学大学院医学研究科特定教授 上久保靖彦先生の話である。是非学んで欲しい。
数年前にテレビを見ていたらある旅行会社の取材をしていた。その会社は「お年寄りや身障者専用」の企画で、身体の不自由な方や車椅子、足が悪い方などばかりを対象にしている。まず凄いのはすべての旅行コースを下見して自分で車椅子に乗ってどんな問題が起こるかをシミュレーションしている。「ここの段差がきつい。」「ここにトイレがないからコース変更。」「ここは旅館に言って治してもらおう。」「次の移動までお腹が空くから…
【30代】体のこと別に気にしていない まず30代の方の特徴は10代・20代と何も体が変わっていないと感じていることです。確かにアフターファイブも元気だし、多少徹夜してもへこたれません。ゴルフだって絶好調、体のことを考える事はありません。しかし皆さんの体を診るとそんなことをいっていられるのは33才まで、そこから5年で一つの転機が来ます。私は「男の38才説」と言っているのですが、仕組みは次の通りです。…
常連さんのお父さんが脊柱管狭窄症で高齢ということもあり、何とか手術をしない方法はないかという。足の麻痺や痛みも相当強くなれば手術以外の方法は少ないが、何とか生活できているのなら、治療日記をつけることを勧めている。どんなものか少し書いてみたい。 7月 8日(水) 今日はお寺に行ってお参りの帰りに中華屋さんに入った後、夜に腰が少し痛くなった。 7月12日(日) 今日は高台の公園に登ったら、登りながら…
これはだいぶ古い話だか10年ほど前に難しい患者が溜まってしまって、にっちもさっちもいかない時期があった。毎日何百通とくる医療情報を見ながらある時、患者さんの特徴として、「何となく鼻が悪い。」ということに気がつき、鼻からアプローチできないかといろいろ探っていたら、EAT(Bスポット療法)と出会った。早速その学会(日本病巣疾患研究会)入会させていただくために、理事長に直談判し、「どうしても勉強したいの…
腸と体調のパンフレットを公開します。
ストレスと末端のこりパンフレットを公開します。
腰痛治療のパンフレットを公開致します。
今の時代、食べて健康になる方法など殆どない。 しかし患者さんは必ず、「何が足らないでしょうか?」と聞く。 これだけメタボといわれている時代なのに補おうとする。 以前確か東北大学の論文で、「今の日本人の食事を昭和40年代にすればメタボ関係の病気(高脂血症、糖尿病など)は殆どなくなる。」と書いてあったが、当時は朝は目玉焼きに漬け物ぐらい、鯵などあると豪華に感じた。昼はそば、夜は焼いたシャケにサラダ、そ…