頂き物が原因の糖分の過剰摂取
常連さんで前立腺がんをやった方に、毎回食事指導とくに「糖分制限」の話をしている。食後のデザートやケーキの習慣、白米など毎回背中を診ると甘い物を取りすぎている。来る度にこちらが厳しいことを言いうので、「ここに来るには気合いを入れないと来れない。」といつも愚痴られる。しかし今日背中を診たら、極端に改善している。「前回から今日まで何をやったのですか?」「いや、食後のデザートは相変わらずだし、気持ち白米は…
常連さんで前立腺がんをやった方に、毎回食事指導とくに「糖分制限」の話をしている。食後のデザートやケーキの習慣、白米など毎回背中を診ると甘い物を取りすぎている。来る度にこちらが厳しいことを言いうので、「ここに来るには気合いを入れないと来れない。」といつも愚痴られる。しかし今日背中を診たら、極端に改善している。「前回から今日まで何をやったのですか?」「いや、食後のデザートは相変わらずだし、気持ち白米は…
常連さんが久しぶりに来て、「最近仕事を楽にしたので身体は絶好調なんだけど、右坐骨神経痛が出ちゃった。」と言う。身体を調べると、顔が少しふっくらして、胃酸過多のスタマックラインに反応が出ている。「最近ご飯が美味しいでしょう。」と言ったら、「そんなに変わったわけではないが、仕事を減らし夜の宴会がなくなったから子供と夕食を食べる機会が増えた。なんと競って食べてしまう。勢いに負けてしまう。」という。育ち盛…
膝痛で通っていた人が大分良くなり、好きな登山を再開できたと喜んでいる。しかし良くなるとあら探しをするもので、「膝は楽なのですが、よく見ると痛かった側の太腿が反対より2cm細いんです。筋トレをしなくてはと思っています。」と言う。「それは必要ないと思います。理由はあなたの登山はロッククライミングで手を使うでしょう。太腿を片方だけ太くして体重増加したら、手に負担がかかります。身体全体を診て許容範囲の誤差…
以前からリハビリ難民の話は書いている。リハビリをちゃんとしていればこんな事にはならなかったというケースがあまりに多い。今日来た方も腰の手術の後、痛みがなくなり調子が良かったものだから少し無理をしてしまった。我々からすると腰の手術後、数日で野良仕事をするの論外である。しかし本人は手術まで腰が辛かったが、術後楽なものだから嬉しくてやってしまったのであろう。気持ちは分かるが、術後楽だからといって完治して…
知り合いの方が腰を圧迫骨折したという。以前腰の3番を圧迫骨折したが、今回は1番だという。しかし痛みがあるのは3番で少し不思議がっている。我々は圧迫骨折の場所と痛みは確実に連動するとは限らないと思っている。古傷の3番を痛がることはよくある。圧迫骨折というと患者さんは、「骨がつぶれたんだから相当痛い。」と思っているが、骨自体には神経はなく、神経は骨を包んでいる骨膜にしかないから、そこに炎症がない限り痛…
前回のメルマガ配信の続きでネットワーク論その4を書いてみたい。 「頭痛と胆嚢炎」 胆嚢炎というのは右の背中か右肋骨の脇に反応が出る。 胆嚢炎は長患いで反応が出る事が多いから、必ずと言っていいぐらい骨格の左右差を生む。 その影響を1番受けるのは首で、首のゆがみが起こってしまう。 そうなると頭に血が行かず頭痛を起こしやすくなる。 「胸の痛みと食べ過ぎ」 食べ過ぎの反応点はいくつかあるが、胃や膵臓の反応…
常連さんが海外に行って、酷い便秘と全く寝られず困ったという。女性の場合、普段から多少の便秘があれば、旅行でまったくお通じがなくなってしまう話はよく聞く。2-3日ならまだいいが、酷い方は1週間も出なくなると言う。特に女性で困るのは、「私ここ2-3日出ていないの。」と友達に言うと、「そんなの軽いわよ。私などは5-6日出ないことはよくある。」と病気自慢なんだか、軽いと言いたいのか良くわからない。こんな状…
常連さんが、「最近調子が悪くあちこち具合が悪い。まず膝、それと朝は手がこわばる。婦人科も不安。膝はグルコサミンかコンドロイチンを飲もうと思っているし、手のこわばりは調べてもらったら薬を飲むほどではないが、すこしリウマチがあるとのこと、婦人科は閉経の問題があるかどうかわからない。」と言う。こういう場合普通に考えれば、整形、リウマチ(膠原病)科、婦人科を受診するだろうが、各々の科で薬を出されるとかなり…
長年ブログを書いているとファンというか、マニアの方が増える。今日来常連さんから、「どうして先生のブログに鬱病、認知症など具体的な話が書いてないのですか?治療していますよね。」と言われ、ビックリしてしまった。理由は簡単で鬱病でも他の頭の病気でもBi-Digital O-Ring Testを使わなければ全く病状が掴めない。しかしこのBi-Digital O-Ring Testを説明するのが大変である。…
柔道部の学生が監督から、「いっぱい食べて少し階級を上げろ。」と言われ食べ過ぎて腰痛を起こしている。調べてみるとこの腰痛の原因は食べすぎによる胃酸過多で、スタマックラインに反応が出ている。体力的に胃腸がめちゃくちゃ強く、食べ過ぎても何ともない生徒ならいいが、かなりの生徒は食べすぎで腰痛がでていると思う。この学生は以前、腰椎分離症をやっていたのですぐに出てしまったのだろうと思う。学生時代は監督に何か言…
常連さんが肩を痛めて治療している。医者に行って注射をしているが完治まではまだ遠い。肩を痛めた場合は三角筋といって、肩についている筋肉が弱くなってしまっているので、三角巾などで腕を支えてあげると楽になる。その上もっと楽にしてあげようと三角筋にテーピングを4本使って補強した。これでかなりいいだろうと思い、安静を保てば回復するだろうと思っていたら、痛みが取れず全然良くならないという。調べてみると腕のこり…
これは以前何かの本で読んだ記憶があるが、同時としてはハードルが高かった。仕事柄口コミや紹介は多いが、7代出すとなると考えてしまう。まず確実に紹介を出す方法だが、5人紹介戴いて5人治れば紹介は続くだろうが、1人でも治らないと紹介は止まってしまう。紹介した方も、「5人紹介したんだけど全員治った。教えてあげるよ。」と言うのと、「5人中4人は治ったんだけど行く?」では大分違う。しかしこちらも神様ではないの…
前回のメルマガ配信の続きでネットワーク論その3を書いてみたい。 「パソコン病と眩暈(めまい)」 パソコン病の最大の問題は腕のこりである。クリック病というかマウス病というか人差し指の使いすぎである。 これが慢性化すると肩こりと首のこりが起こる。 それでも負担をかけ続けると首のこりから首のゆがみに悪化してしまう。 首がゆがめば頭に行く血流が悪くなり、耳への血行も影響して眩暈を起こす。 こうなると眩暈を…
去年、日本病巣疾患研究会に参加していたら、「落語家で立川談慶という人が喉を痛め、EAT(Bスポット療法)ですっかり良くなりその話を新作落語にして来年公開します。」という話があった。楽しみにしていたら、9月7日(土)に講演会が決まったと連絡があった。当日は同時に学会開催していて私は出られないが、EAT(Bスポット療法)を経験した患者さんには是非お知らせしたい。 日時:2019年9月7日(土) 時間:…
常連さんが軽い胃炎を起こしていた。「この季節、冷たいものは避けられませんものね。」と言ったら、「私は冷たい物は一切飲んでいません。常温にしていますから・・・。」と言う。我々から見ると常温といっても25℃程度である。体温より10℃近く低い。冷蔵庫の物は大体4-5℃、氷を入れればほぼ0度。それから比べれば常温は身体に優しいが、体温ほどではない。本当に優し物を取るなら、40度ぐらいがいい。お風呂の温度が…
季節柄、坐骨神経痛の方は多い。ある程度数を診ていると皆言う事が同じである。「朝起きて少し経つといいのですが、起きたときが一番ダメです。夕方は楽です。朝辛いので仕事を休もうと思うと午後は楽になってしまいます。」「一昨日は痛む場所が太腿だったのに、今日はその外側が痛く、痛む場所が毎日コロコロ変わるのです。」この2つはよく聞く内容である。まず朝が痛いというのは腰痛の一つの特長である。寝ている間は心臓を無…
柔道部で右肩(利き腕側)を痛めた子が今度、練習試合があるという。最近はすこし肩の調子が良いので、「やっても大丈夫か?」と聞いてきた。ここで3つの話をした。 右肩を痛めたのだから練習試合で多少悪化しても仕方がない。 右肩が完治していないのだから、左肩だけで練習試合をこなす。 今後どんな状況になっても大丈夫なように、左肩の強化に本格的に取り組くむ。 これは昔、私が仕事の殆どを右手でこなしていて、自分で…
常連さんがここ数週間、お腹が痛かったという。調べてみると右の下腹部で盲腸の場所である。医者で採血をしたが問題はなく、セレキノンという腸の動きを整えてくれる薬と乳酸菌が出たが全く効かないという。楽にならないのでまた医者に行って、「CTを撮る必要があるのではないか。」と訴え、近医で撮ったら、多少の便秘はあるものの問題はないと言われたという。私なら採血とCTの時点で安心してしまうのだが、患者さんはお腹が…
仕事柄、「今度布団を新しいのに変えようと思うのだけど、何かいいのないですか?」と聞かれると「以前自宅のマットレスをたまたまブリジストンのを使ったらとても良くて、仕事用のもブリジストンに変えてしまった。確か3層構造で低反発、高反発などを組み合わせていた。何とも言えない寝心地で常連さんの中には『このマットレスいいね。何と言うの?』と聞く方も出るほどである。その後何か他にもないかと思っていたら、常連さん…
前回のメルマガ配信の続きでネットワーク論その2を書いてみたい。 「鬱病と鼻炎」 最近、鬱病患者が多いが必ず「鼻」「歯」「腸」をチェックする。 「鼻炎・EAT(Bスポット療法)」「歯周病・マウスピース」「乳酸菌・フードチェック・断食」に取り組むわけだ。 まず鼻炎だがこれは自覚症状のない方でも必ず調べてもらう。 上咽頭と言って空気を鼻から吸い込んだときにコツンとぶつかる所に炎症があると、ことごとく病気…