左首ばかり腫れる
少し熱が出たり首が腫れるときはいつも左側だけなので、病気ではないかという方が来た。気持ちは分かるがリンパ節は左右非対称である。下半身やお腹の問題は左側の鎖骨の下のリンパ節に合流する。右腕の問題は右に集まる。我々から見るとそういう構造なので、左だけ腫れるのは正しい。病気ではない。本来身体は非対称なので、色々な場面で右や左だけと症状が出る。この方は自分がずーっと病気だと思っていて言えなかったので、今日…
少し熱が出たり首が腫れるときはいつも左側だけなので、病気ではないかという方が来た。気持ちは分かるがリンパ節は左右非対称である。下半身やお腹の問題は左側の鎖骨の下のリンパ節に合流する。右腕の問題は右に集まる。我々から見るとそういう構造なので、左だけ腫れるのは正しい。病気ではない。本来身体は非対称なので、色々な場面で右や左だけと症状が出る。この方は自分がずーっと病気だと思っていて言えなかったので、今日…
50代の常連さんが、「還暦でゴルフシングルを目指したい。」と言い出した。我々は仕事柄、ゴルフで体を壊した方ばかり診るので下記のことをアドバイスした。 還暦までは数年あるが必ず腰痛で2回ぐらい落ち込む その時に「ゴルフシングル」と「腰痛」を天秤にかけ、どっちを選ぶか迷う やがては「腰椎椎間板ヘルニア」か「脊柱管狭窄症」と言われることを覚悟したほうがいい こんな話をしたら、「え、ほんと?」と言っていた…
先週、鬱病で来ていた方が劇的に良くなった。Bi-Digital O-Ring Testで身体の免疫やストレス度合い、胃腸機能、脳の神経伝達物質などすべてがいい。こちらでは乳酸菌と荏胡麻程度しか指導していないので、こんなにすぐに良くなるわけはないと何があったのか聞いたら、「あるに本で泣くとよくなると書いてあった。」と言う。以前私も泣く効果に関して書いたことがある。理由は分からないが、心がリセットされ…
以前、治療効果は階段的変化である程度頑張っても良くならないときがある、しかしその後突然ジャンプするみたいに改善するという話を書いた。体力が落ちるときもそれと似ていて下り坂のように落ちるのではなく、突然ガクッと落ちる。60代の男性で普段はゴルフ、冬はスキーを楽しんでいる方が、突然太腿が悪化した。理由を聞いたら特別なことはやっていないという。ただし、3日続けてゴルフをしたが、2日目はカートで回ったので…
Bi-Digital O-Ring Testを20年もやっていると鍼灸院なのに、がんの患者さんが来る。 発病前に見つけたり、手術後の症状を緩和したり、食事指導をしたり、末期の方だとお話を伺ったりと病院の治療が画一的でどうも不満を持っている方が多い。 長年やっていると何人も見送ることになるが、その後残された家族の方がよく通っている。 「肺がんだったお父さんもう七回忌?早いね。」 「子宮がんだったおば…
数年前に少し胸の異常を指摘してその後頑張って予防をしてきたが、うまくいっているか判定して欲しいという方が来た。この方は常連さんの奥さんでBi-Digital O-Ring Testを使ってほんの少しだけ左胸に異常を見つけた。数種類の健康食品を持参したが診ると、「○○はテレビで評判。」「○○は○○で金賞を取った。」「○○は更年期にいいと雑誌に書いてあった。」「○○は友達の間で流行っている。」というも…
常連さんが腹筋の筋トレをした後でゲップが続くのでどうしたら良いかと言う。これだけの話だと何が原因だかわからない。自律神経が絡むのか、腹圧なのか、胃が動くのか、ある程度の想像は出来るが原因の確定が出来ない。しかし対策はある。この患者さんには炭酸水を飲みなさいと指導した。理由は簡単で、炭酸水には胃をよくする作用がある。日本のある場所で湧き水の中に炭酸が入っている地域の胃病の発症率は低いという。食べ過ぎ…
常連さんのお母さんが脊柱管狭窄症の手術を受けた。相談をされ少し不安材料を減らそうと思い、セコンドオピニオンなどの話をしたが、色々難しいことを医者から言われるのはいやだったみたいで早くスッキリしたいから、手術の同意書にサインしたという。手術は大成功で胸をなで下ろしたが、こういう仕事をしていると手術でうまくいかなかった方達のリハをするので、色々と考えることがある。まず昔は手術の成功率は半分ぐらいだった…
常連さんが右下腹部が痛いという。この場所は普通、盲腸か憩室炎ぐらいしか反応が出ないから、お腹を押して離したときに痛いかどうか、超音波で診てもらうか、採血などで調べればすぐ分かるという話をした。そうしたらもう既に内科で診てもらっていて、そちらでも同じ事を言われたという。医者で抗生剤を出してもらい、乳酸菌と共に5日間様子を見なさいといわれた。もし治まらなければ採血をするのでまた来なさいと言われたという…
専門が東洋医学なので腰痛や肩こりに鍼治療ばかりやっていると思っている方が多いが、現実は殆どの方のお腹を診ます。 理由は腰痛の原因がお腹の不調だったりするからです。 実際お腹を診ると言っても、体表から触って腹圧の程度や硬いところ、またその深さを診ます。 長年やっているのでBi-Digital O-Ring Testを使い、かなりの精度でどんな検査をしたら良いかを指導できるようになっています。 現実は…
日舞をやっていて膝痛の方に、「あなたの膝痛は幸福ですね。」という話をした。この方は日常生活では膝痛は出ない。稽古をすると無理した分だけ出る。治療をすると楽になる。また稽古で痛くなる。この繰り返しである。最近は筋トレを始めて、少し器が拡がればもっと膝は楽になるだろう。こういう方の膝痛は楽である。我々の感覚で膝痛という方はまず熱を持っている。その熱がかなり冷やしても取れない。運動や安静時、何時痛くなる…
長年仕事をしていると患者さんから、「困ったときに予約が取れない。よそに行くと中々良い先生に出会えない。どうしたら良いか?」という質問を受ける。まずいい先生だが、これは長年調査をしていて大体10人に1人しかいない。確率は10%である。2-3人の先生にやってもらっていい先生に出会えるわけがない。最低10人にやってもらう必要である。そして忙しい方は常に自分の周りに最低3人ぐらいの先生を確保しておかないと…
仕事柄、無理をして身体が壊れた方ばかり診ます。 以前から、「物事は程々に」「中庸が1番」「適当の勧め」「いい加減の勧め」「物事60点主義」「我慢弱い人間作り」「病気は仰山に」「仕事を道楽に」などと言ってきた。 人間を70年近くやっていれば上記の内容は理解して戴けるのだが、若い方には中々伝わらない。 どうしても一線を越えて体を壊す方は多い。 壊れた後で、「こんな事になるとは思ってもいなかった。」とか…
ネットで当院を見つけて膝痛の方が来た。今まで10件近くで調べてもらって原因が不明だという。レントゲンやMRIなど全く問題がない。行く度毎に「太腿を鍛えなさい。」「歩きなさい。」と言われ、忠実に実行しているが、良くならないと言う。矢継ぎ早に色々と質問をしたら、痛みに全く特徴がない。歩いて痛いときもあるし、痛くないときもある。坐っていて楽なときと痛いときがある。暖めて痛いときと冷やして痛いときがある。…
Bi-Digital O-Ring Testをやっているとがんの方は多い。先ずはじめに食生活を聞くと大体原因が分かる。いくつかの問題点をあげてみたい。 青汁-がん治療の落とし穴で書いたが、身体に合うものをちゃんと選ぶ必要がある。下剤として働き、体力を奪うものもある。 人参ジュース-ハンバーグを食べるときに横にある程度の量ならいいが、ジュースなどにして食べ過ぎるとこれもがんの促進因子になる。 発芽玄…
70代の女性が膝で整形に通っているのに、どんどん悪化しているという。脚を調べると下肢静脈瘤はあるし、足首が腫れている。話を聞くと昔、足首を折ってリハビリをせずにその後よく腫れるという。そして膝まで最近は痛く、整形で電気やヒアルロン酸、水を抜いてもらっているが一向に良くならないという。診断書を見ると、「下肢静脈瘤は保存治療」と書いてある。この程度なら何もせず様子を見ましょうと言うことだ。超音波診断で…
紹介でここ3-4年、肩が痛いという40才ぐらいの男の人が来た。仕事を聞いたら一日中パソコンをやっている。腕を診たら典型的なパソコン病である。こういう場合は腕を治さないとパソコン病は治らない。しかし腕の反応は出ない。腕が辛いと言って来る方はいない。それがすべて肩の痛みや首のゆがみに悪影響を与えてしまう。この方は困ったことに不眠症とパニック症候群もある。パソコンのやり過ぎで首のゆがみ(頭への血行不良)…
たまたまネットで「人生を変える30日チャレンジ」を見つけました。 (https://www.beauty-matome.net/ikikata/day30-challenge170530.html より引用) 1.いつもより1時間早く起きる 2.帰り道を変える 3.10分間瞑想をする 4.尊敬する人のお勧め本を読む 5.新鮮な野菜・果物を食べる 6.森の中や公園を歩く 7.時計を見ないで過ごす…
1年前に母親に連れられて学生が鬱病で来た。鼻炎や顎関節などの問題があったので、どうすれば良くなるかの治療法の話だけしてその後来なくなった。どうしているのかと思っていたら突然来て、「何か調子が良いんです。調べて下さい。」という。Bi-Digital O-Ring Testを使って調べたら、殆ど正常値、治っている。特にセロトニン(幸福物質)の値が異常に高かったので、「どうやって良くなったの?」と聞いた…
トライアスロンをやっている常連さんが、医者に紹介されて整形の専門病院に行ったという。詳しく調べていただいて問題はなかったのだが、股関節のMRIを見ながら、「これは一般の医者に言っても知らない。普通ならCD-ROMを渡すのだが、見てもわからないから、紹介元の先生にはメールをしておく。そしてあなたの場合は上双子筋(じょうそうしきん)を刺激しなさい。」と言われたという。この常連さんは治療にかなりのお金を…