顎が痛い
常連さんが無呼吸症候群の治療で、マウスピースを作ってもらい、顎位を調整しているという。しかしマウスピースを夜に装着したあと、朝顎が痛くてご飯が食べられないという。流石にこれでは困るので、歯医者で調整してもらったがまだ痛むという。歯医者には、「少し慣れるまで頑張って。」と言われていると言う。そして今日は寝違いで来た。以前から、「首のゆがみとマウスピース」でも書いているとおり、マウスピースが合わなけれ…
常連さんが無呼吸症候群の治療で、マウスピースを作ってもらい、顎位を調整しているという。しかしマウスピースを夜に装着したあと、朝顎が痛くてご飯が食べられないという。流石にこれでは困るので、歯医者で調整してもらったがまだ痛むという。歯医者には、「少し慣れるまで頑張って。」と言われていると言う。そして今日は寝違いで来た。以前から、「首のゆがみとマウスピース」でも書いているとおり、マウスピースが合わなけれ…
大腿四頭筋(太もも)に関してはいくつか記事を書いている。まず自覚が出ない話。最近の患者さんで多いのが、「使い過ぎ」と「胃腸障害」である。使い過ぎに関してはサッカー選手やスケート選手、自転車の選手を見ればわかるとおり、蹴るか足を挙げる動きをすれば、大腿四頭筋は太くなる。一般の方の「使い過ぎ」は、登山や坂を登る、階段をよく使う、自転車を強くこぐ方などが太くなる。平らなところを歩いているだけでは余り大腿…
結婚前の女性が不正出血があって医者に2ヶ所行ったが、いずれも問題ないと言われたが何か不安だという。詳しく話を聞いた、「不正出血がすぐに終われば良いのですが、少し続きます。大丈夫と言われても少し気になります。子宮自体は綺麗で問題ないと言われています。」気持ちは分からないでもないが、これは患者の質問力の問題である。「先生、私の不正出血少しダラダラ続きますが、今後妊娠を控えていて何か問題はないのでしょう…
聞き慣れない言葉だろうが、頭に色々と症状かある方には蝶形骨(ちょうけいこつ)の治療をする。 蝶形骨は頭部の骨の一つで、頭のほぼ真ん中にあり、羽を広げた蝶のように見えるので、この名前がついた。 眠れない方や鬱病、頭痛に耳鳴りなど治療の対象は広い。 実はこの蝶形骨、最近突然思い出したように取り組んでいる。 以前からこの勉強はしていたが、数ヶ月前に患った脊柱管狭窄症で股関節の治療をじんどう先生にお願いし…
健康グッズマニアの患者が、耳に入れる不思議なボールを持ってきて、良いか悪いかオーリングで調べて欲しいという。耳に入れるとは普通のアクセサリーとも違うし、聞いた事がなかったので、興味を持ち、調べてみたらことの他、オーリングが強くなる。それもかなり。誰がこんな事を考えたのだろうと思い、話を聞いたら、50才ぐらいの女性が作ったと言う。イヤリングなら耳にぶら下げるし、ピアスとも違う。耳に穴に入れるという。…
常連の看護師が年頃なのか、お尻と脚が気になり、痩せたいという。気持ちは分かるがただ体重を落とせば良いというものでもない。ではどうしたら良いのか箇条書きにしたい。 医者に頼んでお尻と脚のMRIを撮ってもらう 断面を診て筋肉の問題なのか脂肪の問題なのかを調べる 筋肉であれば筋トレをやる 脂肪の問題の場合は少し複雑で、まず婦人科で女性ホルモンの値を調べ問題がないかを確認する。次に甲状腺のホルモンを調べる…
仕事柄社長は多い。「この腰さえ良くなれば仕事が出来る・・・」と思い、通いながら良くなり、仕事が忙しくなると、治療を受ける時間も取れなくなる。身体が楽になればなる程に仕事を入れてしまう。「いや、忙しくて最近伺えなくて・・・」と言いながら、久しぶりに来たときにはかなり悪化している。そういう方を今まで何人も診てきたので、「忙しい時ほど治療が必要」と言いたくなってしまう。忙しいのだから、当然身体は酷使して…
今日来た常連さんは、前回右腕の使いすぎで肩や背中まで鍼を使わなければならないほど酷かった。その後も仕事が楽にならないので、意識して右腕を使わず左腕だけに負担をかけたという。本人はこれで右腕は何ともないだろうと思っていたと思うが、実際は使っていない右腕にもかなりの負担がかかっていた。「使っていないのになぁ・・・」と言う本人も気持ちは分かる。これには理由があって、「病は身体の古傷や弱いところが好き」と…
先日栄養学の講義を聞いていたら、「特に若い方が筋肉をつけたい目的で多量のプロテインを取っているが、プロテインは一度に大量に取ると胃を壊す。日に3-4回に分けて胃がおかしくならない程度に摂らないといけない。」と言っていた。この話には今まで何人か思い当たる人がいた。特に学生で筋肉をつけたい一心で人より多めにプロテインを摂り、胃を壊し、腸の働きまでおかしくしてい人はいる。我々から見たら、蛋白質摂取で1番…
常連さんが珍しく首のこりが酷い。何をしたのか聞いたら、「首の専門の先生にバランスを整えてもらおうと思って治療を受けている。それから少し首が辛い。」と言う。時間が経てば楽になるのかもしれないが、今までの3倍ぐらい筋肉が硬く、広範囲である。いつもなら1-2回の治療で治るのに、今日で3回目の治療だが、半分ぐらいしか楽になっていない。流石に本人も、「どうしたら良いの?」と聞くので、「方法は4つあります。」…
父を亡くして10年になるが、時々昔を思い出す。父は交通事故で鞭打ちの後遺症、手のシビレをよく言っていて、親指にバンドエイドを巻いていた。今から考えれば首を痛め、橈骨神経がやられて親指が辛かったのだろうとわかるが、当時は傷もないのに何でバンドエイドを貼っているのだろうぐらいの感覚しかなかった。子供ながらに何とかしたいという気持ちも治療の道に進むきっかけになった。やがて鍼灸学校に通っているときに同級生…
常連さんが膠原病で大学病院で治療を受けている。担当の先生から、「あなたの膠原病は訳が判りません。」と言われ、落ち込んでいるという。しかし我々から見るとこんなチャンスはない。医者が訳が判らないということは、適切な治療法がわからないという事である。それなら自分の身体で実験すればいい。そして何かいい治療法を見つけられれば、その方の名前をつければ後世に残る。治療法の一部が見つかるとそこから薬もある程度出来…
常連さんの義理のお父様が96才で最近お粥を食べているという。「お粥は胃に良いと言いますが、我々から見ると体力をなくしてしまいます。」と言ったら、「え、身体に良いのではないのですか?そういうえば、やけに声に張りがなかった・・・・」「ある程度年をとっても、できるならちゃんとご飯を食べて咀嚼して、唾液が出ればそれが胃腸への刺激になります。そして声は実によく体調を表します。我々は声の張りだけである程度その…
昨日来たぎっくり腰の方は、「最近ちょっと胃腸を壊していて・・・」と言う。「食中毒?」と聞いたら、原因は余り良くわからないが、下痢をしてほぼ70%は治ったという。話を聞きながら、「胃腸炎を完治させていないのは、腰痛を味わいたいと言っているのと同じです。我々の感覚では胃腸炎は小火(ぼや)と同じ感覚です。火が見えていて、7割消したからとは言わないでしょう。完全に消化しない限りすぐ大火事になってしまうでし…
仕事柄年配の方は多い。 よく聞く話に、「余りあの人好きではないんだけど、仕方なくつき合っている」がある。 仕事なら仕方がない部分はあるだろうが、悠々自適の生活の時代にわざわざ嫌な思いをしてまでつき合わなくてもいいのではないかと思ってしまう。 何か諺や格言で良いものはないかと探していたら、「人生が生きやすくなるコツ」を見つけた。 一日は早起から 挨拶は自分から 会話は傾聴から 説明は結論から 自信は…
紹介で慢性腰痛の方が来た。色々と調べてみると15年位慢性腰痛なのだが、明確に腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症のような症状は出ていないので、おそらくMRIなどで調べてもそんなには引っ掛からないだろうと想像した。ではどうして15年も慢性腰痛が続くのであろうか?全身を拝見したら、腸の問題が大きいことがわかった。慢性便秘である。こうなると腸を治さない限り腰痛はなくならない。ではどうやって治すかであるが、「…
常連さんがトライアスロンのレースに出ようと久しぶりに自転車の練習をした。そのあと身体を診たら、思いの他、大腿四頭筋(太腿)が硬い。我々から見ると相当気合いを入れて練習をしたことが、筋肉の硬さと深さから想像がつく。実際治療しても中々すぐにほぐれない。この大腿四頭筋であるが、下記のポイントが少し治療を難しくしている。 大腿四頭筋は自覚症状が出ない。悪くなってもわからないので、治療を受けようという気にな…
首肩が辛くて通っている常連さんが、「私の痛みの原因は何ですか?」と聞くので、「普通の痛みは親分と子分の関係で、親分を落とせば子分は黙ります。だから親分さえ探せば解決しますが、あなたの場合は四つ巴(よつどもえ)で原因らしきものが4つあります。それがあなたの治療をとても難しくしています。4ヶ所同時に押さえ込まなければなりません。元気な男の子が4人いて、次男が騒いで注意すると今度三男が騒ぎ、治まると今度…
Bi-Digital O-Ring Testをやっているので鬱病の患者は多い。鍼灸師だが、鍼を打って治すわけではない。「鼻-EAT(Bスポット療法)」「歯-マウスピース」「腸-乳酸菌や食生活」がメインになる。子供の病気だと母親が、ご主人のが病気だと奥様が良く一緒に来るが、病人と一緒に生活をして、その世話というのはどれだけ大変かがこちらにも伝わってくる。医者の治療だけで良くなれば良いが、中々それだけ…
これは大分前の話だが、常連さんが全然甘い物をやめられないと言う。以前から「砂糖は麻薬」と言っているが、酷い人になると仕事のご褒美で日に2個ショートケーキを食べるという。これはやり過ぎである。当然、痩せなくて困っている。何か良い変わりはないかと探した。カロリーが少なくて、持ち運び便利で高級感があって腐らない、食べて満足感があるもの、「あ、ビーフジャーキーなら」と思って、多くの患者に伝えた。しかし極め…