予防接種・ワクチンについて
当院は比較的、新米ママが多いので以前から「予防接種・ワクチン」の話題はよく出ていて、下記のような話しがよく出ていました。 「本当に予防接種って受けないといけないの?色々と問題あるし・・・。」 「予防接種を受けていなかったら幼稚園で白い目で見られた。」 「子宮頚がんワクチンは義務じゃなくなったけどどうして?」 「今日本に、はしかとか日本脳炎いる?」 「インフルエンザは受けると軽く済む?」 「『定期接…
当院は比較的、新米ママが多いので以前から「予防接種・ワクチン」の話題はよく出ていて、下記のような話しがよく出ていました。 「本当に予防接種って受けないといけないの?色々と問題あるし・・・。」 「予防接種を受けていなかったら幼稚園で白い目で見られた。」 「子宮頚がんワクチンは義務じゃなくなったけどどうして?」 「今日本に、はしかとか日本脳炎いる?」 「インフルエンザは受けると軽く済む?」 「『定期接…
常連さんを3日前に治療した時、下半身は何ともなかったのが、今日来たときは「スタマックライン-胃炎」「便秘」「下腹部の反応」「甘い物取りすぎ」と一気に身体が反応している。これはこの3日間で甘い物を食べ過ぎたとすぐにわかったので、「3日間、ずーっと甘い物を食べ続けたでしょう?」と聞いたら、「え、まぁ。」と歯切れが悪い。3日前にコンビニで買ったマーガリンたっぷりのお菓子をBi-Digital O-Rin…
前立腺がんと糖尿病で通っている方がいる。 この方には10年ぐらい前から糖分の摂りすぎに関して話をしてたが、数年前に前立腺がん発症し最近ようやく糖尿病の治療にも目覚め、食生活の改善に取り組んでいる。 背中を診るといつも膵臓の反応が出ていて、こちらが注意するとほんの少々甘い物を減らすがなかなかまだ血液のデータは良い数字が出ない。 話を聞くとどうもこの方の数字が良くならないのは、食後のデザートの習慣であ…
坐骨神経痛で長く通っている常連さんに以前から、「過食はダメ、甘い物は控えて、辛いものも控えて。」と言い続けてきた。中々守ってもらえなかったが、最近兎に角治したいということで、少し食生活を控え目にしていた。途端に、「甘い物と辛いものを控えると本当に腰が楽、実感した。」と今日言われた。こちらからすると、今更という感じはあるが、患者さんが実体験したことが一番有り難い。「甘い物の代わりに何を食べればいいの…
先日ある学会で鬱病に関して発表していたら、知り合いの医学部教授から、「君の電磁波に関しての発表は曖昧すぎる。僕が測定器具から勉強方法を教えるから電磁波測定士をとりなさい。」と指導を頂いた。 今までBi-Digital O-Ring Testで電磁波の話はよくしていたが、良い機会なのでゼロから勉強しようと先日、電磁波測定士2級を取得した。 日本電磁波協会 https://www.emfa-japan…
若い頃は病院や骨接ぎに勤めていて、保険治療ということもあり患者は毎日来る。 治療時間はかなり制限されるが、明日も治療できると思うと治療計画が立てやすい。 よく病院の待合で、「今日は○○さん来ないけど、どこが具合でも悪いのでは・・・。」とやっていた。 朝病院に来るのは日課で、来られないのは余程具合が悪いと患者仲間に思われている。 患者同士も毎日見る顔だから、皆顔なじみである。 そんな中、どの世界にも…
学会では先輩から色々とアドバイスを頂く。特にお酒が入った懇親会では、「田中、少し俺の話を聞け。」となる。以前頂いたアドバイスで、「例えば患者が肩が痛くて注射を打って楽になったとする。君はどうする?」患者に、「よかったですね、嬉しいですよ。」と言います。「ではその後痛みが出たら、この間の満面の笑みが消え、悲しい顔をするわけ?」「え、まあ・・・・・。」「例えばがんの患者で血液データを医者が黙って暗い顔…
仕事柄、患者が医者と喧嘩したくとも出来ないという話をよく聞く。 「今診てもらっている先生はパソコンばかりでこっちの顔を全く見ない。」 「膝が痛いと言っているのに全く触らないで、レントゲンとMRIだけで判断している。」 「なじみの歯医者がインプラントを入れないと診てくれない。」 「かかりつけの歯医者に治療代を全額支払ってしまったが、途中から気が変わって返金に応じてくれるか不安だ。」 「様子を見ましょ…
常連さんの場合、血液や他の検査データなどはうちでも管理している。時々データを見て、「あれ、この数字上がっているけど医者から注意しなさいと言われたでしょう。」と言うと、「言われたけど、少し注意すればいい程度しか言われていない。」「そうなの。でも数字から見るとちょっと本格的に取り組まないと良くないけど・・・。」と言うと、「医者からそんなに厳しくは言われたなかった。」と言う。この医者の言葉というのは何と…
Bi-Digital O-Ring Testをやっているとどうしても原因を調べて欲しいという患者は多い。レントゲン、CT、MRI、超音波を撮っても、血液を調べても原因らしきものが何も出ないと納得が出来ないという。確かにそうではあるが、医療者側も原因がわかってやっているケースは案外と少ない。発熱や痛み、内臓の機能低下、感染、がんに至るまで、原因不明のものは意外と多い。だから出ている症状を鎮めて様子を…
最近仕事をしていてつくづく思うことは、「自分のやっていることは寺子屋だなぁ。」ということである。 何を教えているかと言えば、「老い」である。 長いこと仕事をしてきてわかったことは、「人の老いは皆同じパターン」ということである。 20歳までの成長期は殆ど病気もせず元気でいいが、33歳ぐらいから明確に身体は変化し始める。 まず問題なのが体重増加、酷い方だと20歳より15kg増える。 そうなると坐骨神経…
Weller Than Wellとは誰言うとなく伝えられてきた言葉で、直訳すれば、「健康なときより、いっそう健康」という意味である。 元NHKでがん患者の川竹文夫さんがNPO法人ガンの患者学研究所を立ち上げた。 そして川竹さんがこの言葉を次の様に解釈すると言っている。 「自助努力によってガンを治した人は、ガンになる以前にも増して、心身共に、はるかに健康で幸せな人生を送ることができる」 この患者会は…
最近若い先生から、「治療技術や考え方などを指導して欲しい。」と言われしゃべっているうちに、ある事に気がついた。 それは「治療目的の違い」である。 わかりやすく言うと、腰が痛い患者に「痛みだけ取ればいいでしょう。」という考え方と、「今後腰も痛くならず病気を避けて、快適に過ごすにはどうしたらいいか。」という考え方である。 痛みだけ取ればいい場合は治療の目的は鎮痛なので、最終的に薬を使えば何とかなる。 …
「医学は科学、医療は物語」この言葉はがんのセミナーで患者さんから教わった。 病気を研究するのが医学なので、がんなどはどうやって殺すか取るか、叩くかという話になる。 患者の死は西洋医学においては敗北を意味する。 だから新しい治療法が出るまで延命すれば、負けていないことになる。 よく聞く話で抗がん剤を使い続け、がんは大きくならなかったが、免疫不全の肺炎で亡くなれば負けたことにはならない。 そしてがんが…
始めて大腸内視鏡を受けた方がその後腸の調子が良いという。どうしてこうなるのですかと聞くので、「理由は2つ3つあります。まず医者が内視鏡を入れながら少し曲がったりねじれたところは治してくれる先生がいます。次に検査の前に下剤をかけますが、腸が空っぽになるわけです。今まで少し便があったのが空っぽ、そして今までいた腸内細菌もスッキリそしてリセット。殆どの方は腸の空っぽを体験したことはありません。昔腸を洗う…
最近はがんの患者さんが多い。 身体を診ていていつも感じることは低体温である。 抗がん剤などやってしまうともっと下がる。 特に手を触ったときの独特のヒヤッとした感じは忘れられない。 よく体温の話が出るががん細胞が分裂しやすい温度は35℃である。 昔は低体温の子供は殆どいなかったが、最近は多い。 子供は風の子と言うが、冬でも半袖短パンでお祭りには男だけ寒中水泳や裸祭をやる。 これはすべて精子の細胞分裂…
Bi-Digital O-Ring Testを長年やっているとがんの患者さんは多い。 ある患者さんががん専門病院に行ったら、次のように言われたという。 「あなたの○○がんは△△の薬をやれば2ヶ月延命する。または△△の抗がん剤を足せば7ヶ月延命した症例もあった。」 と薬と延命の話ししか出なかったという。 「私が医者に聞きたいのはそれ以外で可能性のある治療法は、専門家の立場から何かないのかということだ…
40代の女性が最近若い頃に比べて10kg太ったので、マクロビの講習を受けて、「砂糖は麻薬」「牛乳と乳がん」「トランス脂肪酸(アメリカでは全面禁止)」の話など色々と聞いてきて、そんなものかと思っていたという。しかしうちに来て又同じ話をされたので、やはりそういうものなんだなぁと思ったという。この方は二十歳ぐらいまでコーラやマック、市販のポテトチップを食べたことがなく、何かあるとお母さんが作ってくれたと…
常連さんが閉経して、もう女ではなくなったのかしらと言う。この閉経に関しては以前師匠から、「閉経は女性にとって解放である。」と教えていただいた。一般的に女性の生理は12才から48才までの36年間である。多少の前後はあるにせよ、50才に近づくと女性の症状は増える。その中で圧倒的に多いのが不眠である。その次にホットフラッシュ、関節の痛み、だるさ等々、不定愁訴のオンパレードである。極端な女性ホルモン低下な…
常連さんが首の違和感がなかなか取れないという。もう数ヶ月になるのですこし悪い話をした。「最悪のことを言うと以前にあなたはがんをやっているので、中咽頭がんなどを疑います。中咽頭がんは少し喉のリンパが腫れるぐらいで殆ど見つかることはありません。患者さんで見つかったんですと言われれば『とても運が良いですね。』と言います。念のため内視鏡で診て頂くといいと思います。次に首のMRI、ヘルニアなど出るかも知れま…