以前から、「腰は被害者」など、「痛い所」と「悪い所」は別と言っている。昨晩スポーツ整形で有名な先生の講義を聞いていたら、「肋骨が痛いと言っても痛がる所と折れている所が10cmずれているのはザラ。整形外科医は患者の痛む場所だけ診ていてはダメ。もしかしらたとんでもない所が折れているかもしれないという感覚は持っていないと大変なことになる。」と話され、思わず拍手をしてしまいました。昨日も左肩が痛む患者の治療は右腕だけで終わってしまいました。リハビリの世界では当たり前のことなのですが、ドクターの場合、診察時間は短く、いろいろな事を考え、診なくてはいけないので、とても大切なことだと思います。我々リハビリは時間も長く、話を十分聞けるので、「痛い所と悪い所は別」という感覚は自然に身につくものです。中々症状が改善しない患者さんは、1度他の場所を疑ってみると意外と答えが出るかもしれません。
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