男骨格について
聞き慣れない言葉だろうが、「男骨格 おとここっかく」と時々患者さんに説明することがある。もちろんこれは医学用語ではない、私が勝手に作った言葉である。以前、「強い形質はバッテンで遺伝する」と書いた。父親そっくりの娘の方が母親似の娘より、強い形質を持っていることが多い。だから女性を治療しながら、「あなた、パパコピーでしょう。お父さんはとてもタフな方でしょう。」と言うと、「そうです。いつもそっくりと言わ…
聞き慣れない言葉だろうが、「男骨格 おとここっかく」と時々患者さんに説明することがある。もちろんこれは医学用語ではない、私が勝手に作った言葉である。以前、「強い形質はバッテンで遺伝する」と書いた。父親そっくりの娘の方が母親似の娘より、強い形質を持っていることが多い。だから女性を治療しながら、「あなた、パパコピーでしょう。お父さんはとてもタフな方でしょう。」と言うと、「そうです。いつもそっくりと言わ…
減量をやっている方が中々成果が出ず、何か良い方法はないのかというので、「食事前にコップで2杯水を飲む。」と指導した。今日来て話を聞いたら、「水ではなく、炭酸にしたら食欲が出ている。全く減量できていない。」と言う。水を飲む話は食前に飲むことで食欲をそぐことである。しかし炭酸水は胃薬なので、炭酸では逆に食欲を出してしまう。胃粘膜の状態が良くなれば食べたくなるのは当然である。やっていることが全く逆である…
病院勤務時代から交通事故の患者さんは多かった。骨折に打撲、手術後のリハビリ、機能訓練とやることは多い。今日来た常連さんが、バイクでこけたという。骨折などはなかったが、あちこち痛いという。今までは首の痛みを治療していたが、こういう事故の後は今までと同じ治療はなかなかできない。まず事故の後、神経が興奮して今までの痛みは感じないが、悪くないところまで痛いと言い出す。そしてすぐに痛む場所が変わる。右かと思…
がんでもアトピーの患者さんでも長い歴史を持っている方は多い。場合によっては40年ぐらい患っていて、その間どんなことがあったのか話を伺い、カルテに書くだけでも大変である。しかし話を聞きながらよく感じるのは、時間の経過と病状推移がめちゃくちゃということだ。「あの痛みが出たのは確か、2年前、いや5年前だったかもしれない。」「あの健康食品をやっておかしくなった?いや病院を変えた後だったかもしれない。」こち…
最近は単純に腰痛という方が少なく、アトピー性皮膚炎、鬱病、鼻炎、胃腸炎がらみの方ばかりである。 腰痛なのに胃腸の話をしたり、首のゆがみに噛み合わせやマウスピースの話、EAT(Bスポット療法)の話までしている。 特に首のゆがみには苦い思い出があって、以前ある患者さんが当院で首の治療をした後、歯医者に行ったらすぐに悪化して、我々の治療のもろさを露呈した。 それから鬱病患者も鼻炎と噛み合わせだけでかなり…
今日来た常連さんは身体のメンテがとてもうまい。「明日は大きなイベントがあり、少しでも身体にゆとりを持たせたいのできた。」と言う。身体を診ると大きな問題はなく、本当に余力を増やすためだけに治療に来ている。中々こういうメンテは出来ない。普通の方はある程度定期的に来ても、「結構今日は酷い。」とか、「意外と問題なかった。」と感想を言っている。自分の現状把握が出来ていないわけだ。時々、鬱病の常連さんで、「今…
坐骨神経痛の方でブログを見てきた方が、数回の治療で良くなった。やったことは胃薬を合わせてお腹を揉んだだけ。胃薬は色々と調べたら「陀羅尼助」か良かった。この薬は以前、本人が飲んでいて途中で止めてしまったそうだが、私に言われて再開してからすこぶる胃の調子が良いという。胃が良くなれば腰は良くなるので、坐骨神経痛の治療成績もいい。本人は一生腰痛とつき合う覚悟が出来ていたそうだが、こんなに早く良くなるとは思…
常連さんがマラソンの途中で、腰が痛くて途中で走れなくなったという。身体を拝見したら、左腰にかなりの負担がかかっているので、1度MRIを撮ってもらってくださいと話した。脊柱管狭窄症は予想していたものの、変形性股関節症もあるという。それも少し炎症の程度が高い。これでは走れないわけだと納得したが、当院で股関節を訴えたことがない。おそらく症状が股関節ではなく、坐骨神経痛で出ていたので、隠れていたのであろう…
昨日参加したセミナーは凄かった。日本病巣疾患研究会主催で村上正晃先生(北海道大学遺伝子病制御研究所所長・教授)の話で、「最近、免疫分野の中で、とりわけキーワードになるのが『炎症』。体を守るはずの炎症の働きが低レベルで慢性的に続くことで、自己免疫疾患をはじめ、ガンやメタボなど様々な病気の引き金になる?」と言う内容だ。こちらはそこまで専門ではないので詳細は全く理解出来なかったが、お話しの中で、「この神…
先日、NHKのためしてガッテンを見ていたらリハビリの解説の中で、「脳卒中になって悪い足ばかりの治療では効果があまりなく、反対側のいい足を治療すると悪い方も良くなり歩けるようになる。神経は悪い方だけでなく、いい方にも少し行っているのだからそちらを調整することが大事。」と言うようなことをPT(理学療法士)の先生が言っていた。こういう内容をテレビでやっていただけると有り難いと思った。当院では以前から、『…
最近はLINEを使って数十名の患者さんとよくやり取りをしている。 腰痛の方、鬱病の方、喘息の方、減量の方、免疫不全やがんの方と病気は様々である。 送られてくる内容は食事の内容や今の体調、医者に行って言われた事や、身内の相談、突然の痛みや眠れないなど多岐に渡る。 その都度、必要に応じて返信はしているが、よく感じるのは当たり前が当たり前でないということである。 朝普通に目が覚めて、布団から起きれて、ご…
当院ではよくリハビリでおおよそ良くなると、「準卒業」と言って、治療を終了する。実はこの「準卒業」がミソで、「卒業」とは言わない。理由は治療を終了しても、またすぐ戻ってくるだろうと思っているからである。例えば田舎にいて息子が高校を卒業して東京に行く場合、親はどんな気持ちでいるだろうか?東京でだまされたりしないだろうか、と思っているのではないだろうか?とても不安な気持ちで、子供を送り出すのではないだろ…
以前暑い夏に若い女性が治療院に飛び込んできて、「すいません、30分腰をお願いします。」と言う。いかにも営業畑でバリバリの感じである。腰の治療はすぐに終わったが身体を診て、「あなた、営業が好きでしょう。楽しくてしょうがないでしよう。」と言ったら、「好きなんです、この仕事。」と言う。そのあとしばらくしてまた来て身体を診たら、なんとも元気がない。嫌な仕事を耐えている感じ。職業が変わったのかと思って聞いた…
仕事柄、アナウンサーと作曲者は時々診る。身体を診ていて仕事の内容がまるで違うので、作曲者は司会は出来ないといつも感じている。作曲者は色々な物を感じ、ため込み、自分の中で熟成させて曲という形にして出す。アナウンサーはある程度テンポ良く、すぐに吐き出さないと仕事にならない。全く身体の使い方が違う。先程来た方は作曲をしながら司会もしたが、大変なので止めたという。身体を診ると、クリエイティブ能力しかないの…
常連さんが無理をしていないのに、肩こりが気になるという。身体を診たら、腕のこりはないし、ストレスもない。こういう場合は身体が今までの問題を膿として吐き出そうとしているので、肩こりを喜ばなければならない。しかし本人にしてみたら、無理をしていないのにこの肩こりさえなければ、となるだろう。実際は身体が悪い物を出そう頑張っているのに捉え違いしてはいけない。身体の反応を正しく見極めれば苦情が感謝に変わる。
腸の治療をしている常連さんに、「あまりビオフェルミンばかり使っていると慣れてしまうので、他の乳酸菌も試してみたら。」とアドバイスしたら、薬局でミヤリサンを勧められたという。ミヤリサンは宮入菌(酪酸菌)で昔から使われていて有名なのだが、患者さんが「なんかいいみたい。効いている。そろそろ菌が僕の腸に定着したかなぁ。」と言うので、「そんなに簡単に菌が定着するわけではありません。例えれば転校生のようなもの…
常連さんがいつもの医者に、「この薬は死ぬまで飲む。」と言われてがっかりしたという。気持ちは分かるが私からすると、「治療法があって良かった。」「飲めば何とななるのだからよかった。」と思ってしまう。そこで例え話をした。歯が1本欠けたとする、放っておけば虫歯になったり、隙間が出来たり、噛み合わせがおかしくなったりするから、何か詰め物や入れ歯など新しい物を入れるだろう。その新しい物に対して、「この歯は死ぬ…
長年仕事をやっているとどうしても難しい方が多い。最近はネットで検索してくるから、一筋縄でいかない方ばかりである。そんな方達の身体を診ながら、「結局、我々は噛み合わせや鼻炎から来ている方の肩こりや首のゆがみは治せない。」ということを強く感じる。揉んですぐ治る方など殆どいない。そして肩こり以外にも頭痛、胃腸障害、冷え性、喘息と症状は多い。しかし無力ではない。敢えて言えば身体にとって良い環境を作っている…
仕事柄、患者さんに身体に関して色々と言っていると、「先生の健康法は何ですか?」と聞かれる。 健康オタクの患者さんからすれば、その程度しかやっていないのですか、と言われるだろうし、身体のことを何も考えていない方から見ると、そんなにもやっているですかと言われるかもしれない。 日常生活事にまとめてみたい。 目が覚めたら考えていることはいかにお腹をスッキリさせるかだけである。習慣でエメラルドコーヒーを一缶…
仕事が忙しい常連さんが、中々精神的にも安定しない。話を聞いていると悩むのはわかるのだが、悩み方がちょっと違うと思ってしまう。こんな例え話をした。「例えば指を怪我して動かなくなってしまった患者がいたとする。治るレベルなら治療をすればいいが、治らない方もいる。今現在治る治療法がこの世にないのなら、悩んでも意味がない。そこでどうしても治したいと悩むより、『この指は動かないが手を使うときに不自由のないよう…