小鳥タイプ詳細
小鳥タイプとは人の身体の筋肉の質を何パターンかに分類した時の1つの呼び名です。 大きく分けますと「小鳥タイプ」「ライオンタイプ」「宇宙人タイプ」「ターミネータータイプ」とおおよそ分類できます。 小鳥タイプは細身の女性に多く、いつも腰が痛いと言い、頭痛、生理痛、膝痛、坐骨神経痛や冷え性に悩まされ、体力が続かずすぐ根を上げてしまいます。それでも頑張ると信じられないような症状が出てきて、身体にやめさせら…
小鳥タイプとは人の身体の筋肉の質を何パターンかに分類した時の1つの呼び名です。 大きく分けますと「小鳥タイプ」「ライオンタイプ」「宇宙人タイプ」「ターミネータータイプ」とおおよそ分類できます。 小鳥タイプは細身の女性に多く、いつも腰が痛いと言い、頭痛、生理痛、膝痛、坐骨神経痛や冷え性に悩まされ、体力が続かずすぐ根を上げてしまいます。それでも頑張ると信じられないような症状が出てきて、身体にやめさせら…
4月7日の緊急事態宣言で当院も閉院を決めたが、5月末までの延長でこのまま閉院を続けるか、再開か悩んでいた。こんな時は徹底的に勉強して、新型コロナウィルスの本質をみる以外にない。幸い閉院中だったので、長い時間調べ尽くした。そこでわかったことはテレビで有名な武田邦彦先生の出しておられた情報である。武田先生はアビガンを開発された白木公康教授の論文を読まれ、「今回の新型コロナウィルスは人から人ヘの感染より…
新型コロナウィルス感染者が世界でついに100万人を超え、先の見えない不安に包まれている。 当院でも数ヶ月前から公衆衛生の専門の先生や内科の先生から指導を頂き、必要な情報は直接患者さんには伝えてきた。 今後の感染爆発も含め少しまとめて見たい。 1.新型コロナウィルスの元はSARS(サーズ、遺伝子配列が殆ど同じ)で飛沫感染と接触感染でうつる。 2.手洗いやマスクの重要性は何度も言われているが、意外と『…
仕事柄、患者さんに身体に関して色々と言っていると、「先生の健康法は何ですか?」と聞かれる。 健康オタクの患者さんからすれば、その程度しかやっていないのですか、と言われるだろうし、身体のことを何も考えていない方から見ると、そんなにもやっているですかと言われるかもしれない。 日常生活事にまとめてみたい。 目が覚めたら考えていることはいかにお腹をスッキリさせるかだけである。習慣でエメラルドコーヒーを一缶…
腰痛の患者さんにはよく、ロキソニンとリリカが処方される。ロキソニンは消炎剤、リリカは神経性疼痛をやわらげる。作用は似ているが、少し違う。先日も常連さんが2週間ほど腰痛で悩み、治療したが殆ど効果がなく、整形外科でロキソニンとリリカを処方されたら、1週間で効きはじめ、10日目には殆ど痛みが取れたという。まずはやれやれなのだが、こういう場合はどっちが効いたのか分からないので、出来れば別々に飲んでもらいた…
前回メルマガ配信で、「一つ病気をしたら他にも何かあると疑え」を書いた。 思いのほか反響があり、もう少し詳しく聞きたいと言う。 この話は身体の中のネットワーク論になってしまう。 いくつかはブログの中に書いてあるが少しまとめてみたい。 「坐骨神経痛と胆嚢炎」 ブログの中に「坐骨神経痛の治療の目安は8回」と書いてある。これを読んだ患者さんが、「私のは長患いですから多少の回数はともかく、是非よろしくお願い…
これは経験的に言えることだが、例えば乳がんの手術をしたとする。 そうすると必ず他にも何か異常がある。 例えば子宮や卵巣など婦人科の問題、鼻炎、喉、食生活、生き方・・・。 当院では検査で引っかかったり、手術をした後は必ず他もちゃんと調べるように指導をしている。 がんにしても食生活や過度のストレス、過酷な生き方なとがかかわっていれば、どこか一ヶ所の問題だけでは済まない。 たまたま手術で取ったところは一…
常連さんが顔の皮膚炎が治らないという。軽いステロイドを2-3種類試したがまた赤くなるという。こういう場合はまず、口の中か鼻炎を疑うし、紫外線や膠原病なども考えなければならない。口の中では歯周病や歯の詰め物の問題、鼻炎は上咽頭や咽頭扁桃などを疑う。そんな話をしていたら、「以前、古い建物に入ると鼻がおかしくなったり、自宅で掃除をするときも顔がかゆくなる。」と初めて聞いた。それならカビやハウスダストの問…
当院は比較的、新米ママが多いので以前から「予防接種・ワクチン」の話題はよく出ていて、下記のような話しがよく出ていました。 「本当に予防接種って受けないといけないの?色々と問題あるし・・・。」 「予防接種を受けていなかったら幼稚園で白い目で見られた。」 「子宮頚がんワクチンは義務じゃなくなったけどどうして?」 「今日本に、はしかとか日本脳炎いる?」 「インフルエンザは受けると軽く済む?」 「『定期接…
新米ママで赤ちゃんが初めて発熱したという。40.7度と言うから親は焦ってしまう。すぐに病院に連れて行こうと思ったら日曜日で、仕方なく救急に連れて行ったら医者から、「あ、手足口病ね。治す薬はありません。どうしてもというのなら薬は出しますがどうしますか?」と言われたという。子育てを何人かしていれば多少の子供の発熱は慣れているから、あまり動揺しないが、初めてだと動揺の様子が手に取るようにわかる。我々なら…
常連さんがここ3週間、咳が止まらないという。近くの耳鼻咽喉科で、「少しゆっくり治しましょう。」と言われ、治療を受けたが1週間経ってあまり良くならないので行ったことのない内科に変えたという。内科では若い先生で、「喘息かも知れませんね。」と息を吐く簡単な検査をして、喘息の処方をして様子をみましょうと言うことになった。2週間の処方で咳が半分ぐらいになったものの、最近は喘息発作のために出された吸い込むシュ…
昔からある薬は他の薬とキャンセルしにくいという記事は以前に書いた。患者さんに話をしながら一つ忘れていたものがあった。それは「ういろう-正式名は透頂香(とうちんこう)」である。これは仁丹みたいなもので名古屋の名産とは違う。元々ういろうは中国の王が被る冠の匂い消しに使われていたと言われ、日本に伝来した後は外郎家が代々その製造に従事する事になったという。銀粒で麝香(ジャコウ)や薬用人参、龍脳(りゅうのう…
何となく難しそうな言葉だが「掻痒 そうよう」とは痒いということである。今日紹介で来た方は蕁麻疹が治らず、痒くて仕方がないという。近くの皮膚科の薬も効かず、健康食品や塗り薬をどうしたら良いかという。まず過去の薬を見ると、高血圧、心臓不整脈、糖尿病、前立腺肥大症、呼吸器疾患に不眠症と色々ある。投薬を一つずつ聞いていったら、去年の春はひどい咳で2ヶ月ほど苦しみ主治医ではない先生に漢方薬を出してもらったと…
常連さんがインフルエンザにかかり、咳が止まらず困ったが、少し楽になってきたという。右肩を診るとガチガチで殆どほぐれない。そして最近マラソンをしているという。脛を診ると異常に硬いので、「月に100kmぐらい走っているのでは?」と聞いたらそうだという。あまりに脛が硬いのでこれは少しやり過ぎで、毎日寒い中大変だと思ったら、ジムに行ってトレッドミルというランニングマシンで走っているという。このトレッドミル…
後鼻漏の患者さんは多い。詳細は下記を見て頂くとして、何が問題か少し書いて子みたい。 https://www.ginzaclinic.com/s-koubirou/ まず慢性的に咳をしている。喉が絡む感じで派手な咳ではないが、いつも喉の調子が悪そうである。次に慢性的に喉の違和感を訴えてくる。風邪を引きやすかったり、酷くなると肺炎まで出てくる。次にいつも鼻水を飲み込んでいるので食道や胃腸炎を訴えてくる…
江戸時代の古典落語に「葛根湯医者」という話がある。 「お前さんはどこが悪いんだ?」 「先生、どうも、頭が痛くてしょうがねぇんですがねぇ。」 「んー、頭痛だなぁ、そりゃ。 葛根湯、やるから、飲んでごらんよ。」 「先生、あっしは、目が悪くってねぇ。」 「ん、そりゃ、いけないなぁ。 目は眼(まなこ)といってなぁ、一番、肝心なところだぞぉ。 葛根湯やるから、せいぜい、お飲み。 その隣の方は?」 「…
今日来た方は喘息の後の腰痛だった。話を聞きながら、どうもおかしな事を言う。まず今まで腰が痛くなったことがない、お腹の調子と腰痛が連動している、喘息の治療の後から腰が痛くなった、便秘がある、何となく食後ムカムカする、坐っていると腰は痛いが歩くと何ともない。この問診をしただけで、喘息の時に抗生剤を咳を止めるために飲んで胃炎になり、その胃炎が続いているのでは?と当たりがついた。身体を診てまず大腿四頭筋が…
肩でも腰でも何処が痛くなるかで明確に原因が違う。 腕の使いすぎで肩甲骨の内側、心臓の反応で左の肩甲骨の下、喘息は首の後ろ、寝違いは喘息と同じ場所だが範囲が広い。 腰も甘い物取りすぎで左の腰の上、刺激物の摂取で右の腰の上、ぎっくり腰は腰の下で真ん中、坐骨神経痛はどちらか一側、腸は腰骨の上で左側。 一般的に肩首腰痛と言っても、身体はその原因の違いを明確に表している。 それを正確に読み解くのが仕事だが、…
肩や首の治療をしているとなかなか良くならない方の中に、胸骨のゆがみを見つけることがある。胸骨とは胸の前面(胸の真ん中)の骨で肋骨と少し不安定な関節を形成していて、ちょっとのことでゆがみやすい構造をしている。そこに肋間神経がかかわっているものだから、ゆがむと鋭い痛みを出す。少し触っただけでも飛び上がるほどである。治療法はすこし叩く程度で改善するのだが、こじらせると咳が長引いたり、手のシビレが良くなら…
常連さんの胃が市販薬や灸をやっても今いち治らない。少し長引いたので消化器の先生に胃薬を出してもらった。処方を見て、「これなら治まる。」と思い、今日患者さんが来たので聞いてみた。 「治ったでしょう?」 「いえ、まだダメなんです。」 「あの処方効くはずだけど・・・。」 「ガスター飲んだら楽になったので、先生の薬飲んでいないんです。」 「え、そうなの。」 患者さんにしてみると色々と薬を飲み過ぎるのはよく…