やがては認知症予備軍?
長年仕事をしているせいか、患者さんの症状がこじれて一筋縄ではいかない方が多い。 喉に鼻炎、歯周病や心臓の動悸、胃腸は悪いし、婦人科もいまいち、アトピー性皮膚炎はあるし、坐骨神経痛は慢性、脚は冷えるし膝まで痛い。集中力の低下と物忘れ、不眠が続くと頭痛が出るし最近は鬱病ではないかと思っている。 これが一人の方の症状である。 一体何処から手をつけていいのか悩む。 大抵こう言う方は、「粘膜症状」が治療の鍵…
長年仕事をしているせいか、患者さんの症状がこじれて一筋縄ではいかない方が多い。 喉に鼻炎、歯周病や心臓の動悸、胃腸は悪いし、婦人科もいまいち、アトピー性皮膚炎はあるし、坐骨神経痛は慢性、脚は冷えるし膝まで痛い。集中力の低下と物忘れ、不眠が続くと頭痛が出るし最近は鬱病ではないかと思っている。 これが一人の方の症状である。 一体何処から手をつけていいのか悩む。 大抵こう言う方は、「粘膜症状」が治療の鍵…
後鼻漏の患者さんは多い。詳細は下記を見て頂くとして、何が問題か少し書いて子みたい。 https://www.ginzaclinic.com/s-koubirou/ まず慢性的に咳をしている。喉が絡む感じで派手な咳ではないが、いつも喉の調子が悪そうである。次に慢性的に喉の違和感を訴えてくる。風邪を引きやすかったり、酷くなると肺炎まで出てくる。次にいつも鼻水を飲み込んでいるので食道や胃腸炎を訴えてくる…
今日来た方は喘息の後の腰痛だった。話を聞きながら、どうもおかしな事を言う。まず今まで腰が痛くなったことがない、お腹の調子と腰痛が連動している、喘息の治療の後から腰が痛くなった、便秘がある、何となく食後ムカムカする、坐っていると腰は痛いが歩くと何ともない。この問診をしただけで、喘息の時に抗生剤を咳を止めるために飲んで胃炎になり、その胃炎が続いているのでは?と当たりがついた。身体を診てまず大腿四頭筋が…
4-5年前なら治療院を探すのに「品川 鍼」と入れて検索していた方が多かったが最近は違う。 ブログを実に読み込んでこられる。 以前来た方は、「先生のブログに『坐骨神経痛は8回で治る』と書いてありました。よろしくお願いします。」と言う。 1回目治療してみると効果がわからないという。 少し治療法を変え2回目の後も効いた感じがしないという。 また治療法を変え3回目の後、変化がないという。 4回目におみえに…
肩でも腰でも何処が痛くなるかで明確に原因が違う。 腕の使いすぎで肩甲骨の内側、心臓の反応で左の肩甲骨の下、喘息は首の後ろ、寝違いは喘息と同じ場所だが範囲が広い。 腰も甘い物取りすぎで左の腰の上、刺激物の摂取で右の腰の上、ぎっくり腰は腰の下で真ん中、坐骨神経痛はどちらか一側、腸は腰骨の上で左側。 一般的に肩首腰痛と言っても、身体はその原因の違いを明確に表している。 それを正確に読み解くのが仕事だが、…
数ヶ月前に転んで尻もちをついた方が背中が痛いという。誰が考えてもその事故が原因だと思うだろうが、色々と身体を調べても転倒による痛みの反応がない。おかしいと思い話を聞いたら、「転倒のあと医者から出た痛み止めを少量飲んでからその後ずーっと胃が痛い。だから痛み止めは飲みたくはない。その胃が治っていないので市販のガスターを時々飲んでいるが胃が治らない。」と言う。背中の痛みの場所はまさに胃の反応点、左足に出…
当院ではインターネットで検索をかけて来院された患者様にどういったキーワードで検索されたのかお伺いしています。 本日来院された患者様は「坐骨神経痛」「お腹」と言うキーワードで検索をかけ当院に来院されました。 私たち治療家は坐骨神経痛とお腹(腹筋)の関係はよく知っているのですが、一般の方でこの関係を知っている方はあまりいません。 なぜこのキーワードで検索したのか聞いてみたところ、元々日頃から身体のスト…
仕事柄、腰痛の方は毎日診ている。一概に腰と言っても場所によってなぜ痛くなったのかの原因が違う。ぎっくり腰は仙腸関節の反応だし、坐骨神経痛なら殆ど一側にしか出ない、腸の反応は特定の場所以外でないし、甘い物取りすぎは左の腰の上、刺激物の摂取は右の腰の上、図には書けなかったが、座り疲れは場所的には甘い物取りすぎは刺激物の摂取と同じ場所。明確に辛くなる場所が違う。だから身体を診て、「これはぎっくり腰ではな…
梨状筋(りじょうきん)の下から坐骨神経が足に向かって出ていて、梨状筋に問題があると坐骨神経痛を起こす。常連さんが梨状筋症候群になり、治療に手間取っている。カルテを見たら以前も同じ症状でその時も治療に手間取った。今回定番治療をしても殆ど痛みが変わらず、先程診たらなぜか楽になっているという。どうして梨状筋症候群が起こり、なぜ良くなったのかが前回も今回も全くわからない。普通、坐骨神経痛は平らなところを歩…
ちょっと酷い坐骨神経痛の方が毎週通っている。今まで通っていたところで良くはなったが完治しないという。当院のブログを見て興味を持ったという。初診が5月でその時にもう胃腸の問題のことを指摘している。「胃腸を治さないと治らない坐骨神経痛」と毎回来る度に伝えている。仕事柄宴会が多い方で、週に最低2-3回は入るという。多いと4-5回でいつも胃腸障害を抱えている。今回は昨晩の食べ過ぎでお腹も痛くて触れないぐら…
大分前だが地方から喘息の子供を連れてきた親が、家を建てたいので木材を選んで欲しいという。話を聞くと息子が長い間喘息持ちで、新しい家を建てるのにどんな木材を使ったら良いか不安だという。Bi-Digital O-Ring Testなら選べると聞いて木材を数種類持ってきた。まずは杉、これはこの喘息の子供の喉にあまり良くなかった。次に数種類を調べたが、あまり杉と変わらない。最後に調べたのがとても良かったの…
元気なライオンタイプの女性は結構なことだが、大体そういう方達はまず来ない。子供を3-4人産んでもパワーがある。たまに腰痛になっても根が強いので、寝れば治ると思っている。しかしこういう女性が40代を越え、50代60代になると身体の不調を訴えてくる。まずは胃腸、腰や太腿の裏は腸の反応点なので、時々坐骨神経痛を訴えてくる。そのままほおっておくと、腸の動きが悪い分50代ぐらいから下っ腹が出てくる。よくおば…
最近気がついたら患者さんには胃腸の話ばかりしている。 「この脚の反応は胃酸過多だから食べ過ぎです。」 「2週間お酒をやめたからこんなに背中と坐骨神経痛が楽です。」 「この胃の硬さは食べ過ぎよりストレスです。」 「こんなに腸が動かなければ浣腸を試したらいかがですか?」 「胃薬を忘れなければ背中はもっと楽だったと思います。」 「生クリームを止めない限りこの膵臓の反応は消えません。」 「これだけ腹圧が高…
先日、定年した男性が注意すべき事で定年後食欲が出るという話をした。これは今まで男性特有かと思っていたら女性にも同じようなことが起こっているようだ。女性も仕事から開放され時間が出来るとまず、朝起きてどんな美味しいものを食べるかを考える。仕事をしていたときはただ急いで食べる事しか考えなかった方が、○○もいいし、△△も悪くない、たまには□□も食べてみたいと頭の中が美味しい食べ物で一杯になる。食事の時間も…
患者さんの中にはかかりプロというか、治療に慣れている方は多い。 我々の業界に数千万円のお金を落としている方もいる。 私が生まれる前からかかっている方もいる。 治療技術は解剖を学び 自分なりに考えて作ったが、どうも数ヶ所普段あまり一般の先生が治療しないところがある。 1.太腿の前面-ここは自覚症状が出ない。この筋肉が硬くなると膝痛を訴えてくる。また胃腸障害でも出やすい。腰痛や坐骨神経痛の時は見落とし…
酷い坐骨神経痛の方が最近気温が低いので、いつもより腰が痛く、椅子が気になると言って来た。 「自宅のリビングは腰が埋もれるからいや。食卓は丁度良い。娘の家も食卓はいいが、ソファに座るとすぐに腰が痛くなる。電車は京急線がいつ坐っても楽。辛いときは嫌な椅子に座るとすぐに分かる。」 この京急線が気になって、座面の高さを聞いてもらった。京急はこういう質問をされたことがなかったみたいだったので、折り返し連絡を…
仕事柄、坐骨神経痛の方は多いが自宅で出来る機械をよく紹介している。しかし話を聞くとどうも正しい使われ方をしていない。少し説明したい。 ■お尻は低周波がいい。しかし2点をパットで通電するとどちらかが強く、他方は弱く感じる。例えばお尻に「白」、太腿の裏に「赤」とかけた場合、お尻を強くしたいのに太腿ばかり感じることがある。電極を「白」「赤」変えてもお尻が感じないことがある。これは電極のプラスマイナスの問…
若い頃ヤクザの治療をしていて、「先生、いくらかかってもいいからこの肩こり治してくれ。」と言われて1回の治療を2時間、週に2-3回治療して少し手こずったがよくなった。こちらは褒められると思ったらヤクザから、「先生、肩がこっていないのに揉んでもらっても気持ちよくない。マッサージは肩がこっているから気持ちがいいと言うことがわかった。」と言われて愕然としてしまった。これは真理だと後で気がついた。お腹が空い…
仕事柄、身体のメンテは勧めているが、時々の常連さんに落とし穴がある。 最近3例あったので紹介したい。 1.乳がんをやった方が、ご主人と喧嘩して免疫を落としたケース 免疫を上げるために食生活の指導や乳酸菌、温熱をしていて経過が良かったが、喧嘩の後免疫指数が極端に下がっていた。この方には、「まだ若いから喧嘩は分かるが、免疫を下げてがんを喜ばせるのはどうかと思う。まずはご主人を受け入れて、がんを喜ばせて…
普段は坐骨神経痛の方が、今回は鼠径が痛いといってきた。こういう場合はまず大腿四頭筋を診るのだが、かなり硬い。運動なら山登りか階段、内臓なら胃腸炎である。どんな時痛いか聞いたら、階段の上り下りは痛くないし、平らなところで痛みがあるという。これはおかしいと思って、胃を調べたらストレス性胃炎と分かった。スタマックラインが勝ちがちである。硬さから判断して2-3ヶ月経っている。どうも子育てのストレスらしい。…