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常連さんのぎっくり腰

数年前に腰痛出来た方が今ではすっかり治療するところもなく、いつもメンテでお腹と脚だけ揉んでいる。昨日来たときに、「先生、大変なことが起こった。スポーツジムでいつもは脚の筋トレを10回しかやらないのだけど、試しにと思って15回やったら腰が痛くなった。大変だ。」という。我々の感覚でぎっくり腰と言われたら、「歩けますか?」「立てますか?」「寝返りうてますか?」「来られますか?」なのだが、いつも通り普通に…

中年女性のお腹の問題

60代70代の女性を診ていると、「お腹の問題が治まればこんなに色々と症状が出ることはないのに・・・。」と良く感じている。閉経後、甘い物の誘惑に負け、中年太りに悩まされ、スカートが入らなくなり、ゴムのスカートを買ったりする。何となく便秘もあり、坐骨神経痛もある。物忘れは段々深刻になり、旅行に行っても階段の多い神社などはお参りが出来なくなる。夜の宴会は元気だが、翌日の便秘には悩んでいる。下腹部を見ると…

産後のトラブル

仕事柄新米ママは多い。初産だと慣れない子育てに数時間おきの授乳、睡眠もままならずわからないことばかり。近くに母親がいればいいが、遠方だといちいち聞いていられない。出産後に痔や尿漏れは多く、初めての体験に戸惑ってしまう。場所が場所だけに医者にも行きにくい。痔などは特に便秘がダメで、睡眠も十分でなく、食生活も乱れてしまうと中々痔はやっかいである。妊娠中は子宮の前に膀胱、後ろは直腸である。子宮が大きくな…

足の痛みを乳酸菌で良くする話

脚に力が入らず色々と整形外科で治療したがうまくいかず、ネットで当院を調べ通っている方がいる。腰椎椎間板ヘルニアはあるし、脚の筋力低下と麻痺や痛みも強い。アキレス腱も硬く足関節がうまく動かない。これだけあると、腰椎椎間板ヘルニアの痛みを鎮め、筋力低下は筋トレ、麻痺は鍼灸、アキレス腱はストレッチとやる事が多い。治療をしながら腰やハムストリング(太腿の裏)の痛みか取れないことがわかり、調べてみたら下腹部…

二の腕が気になる方へ

40代の女性が、「最近二の腕の太さが気になって、ノースリーブが着にくい。何とかならないか。」と言う。 確かに見ると細いとは言いにくい。 筋トレなら簡単だが、私もどうやっていいのか分からないので、同じぐらいの年齢の女優さんに聞いたら、 「お腹もそうだけど、絶対太っては駄目。甘い物の制限と筋トレはかかせない。常に腕やお腹を見ながら意識していないとすぐ太くなる。」 と教えて戴いた。 さすが見られる職業の…

胃炎と坐骨神経痛

最近、ブログが人気である。一昔前に比べちゃんとブログの中身を読んでくる患者さんが明らかに増えてきた。膝に関してはどうも私の記述がよそと比べてかなり多いらしい。どうやって調べたのかは知らないが、坐骨神経痛に関しても多いらしい。今日来た方も筋肉の質は良く、腰椎椎間板ヘルニアと言われ、マッサージやオステオパシーでかなりよくはなったが、完全に治りきらないという。私のブログを見てきたという。調べてみると典型…

今までの医学常識が変わってきた

以前から、「腹筋は腰に悪い」と言ってきたが、最近バスケット協会が同じ事を言いだし話題になっている。 この業界に長くいるとある日突然、正反対の治療法が標準になることがある。 昔病院勤務時代は脳梗塞はまず2週間は安静でそのあとでリハビリを開始していたが、今は2-3日で開始していて、安静期間が短い。 骨折なども兎に角固定だったのが、今はギプスをしながら筋トレの指導をしている。 リウマチも暖めるのが当たり…

自分の腸を知る

マラソンをやっている方が試合が近いのでメンテに来た。ハムストリングを診ると以前より硬くいかに練習をしたかが分かった。しかしこの方は腸の調子がいまいちで医者に行っても治らず、治療を諦めてしまった。当院で乳酸菌の指導をしたのだがそれだけでは足りない。良い機会なので、次のような話をした。 「1年かけて自分の腸を調べたらいかがですか?何となくスッキリしないのはどんな時か、何を食べたときか、逆にスッキリする…

幸せな膝痛

日舞をやっていて膝痛の方に、「あなたの膝痛は幸福ですね。」という話をした。この方は日常生活では膝痛は出ない。稽古をすると無理した分だけ出る。治療をすると楽になる。また稽古で痛くなる。この繰り返しである。最近は筋トレを始めて、少し器が拡がればもっと膝は楽になるだろう。こういう方の膝痛は楽である。我々の感覚で膝痛という方はまず熱を持っている。その熱がかなり冷やしても取れない。運動や安静時、何時痛くなる…

圧迫骨折とリハビリ

年配の女性が腰の圧迫骨折をして入院しているという。医者の診察では、腰骨にセメントを入れるほどではないという。退院後どのようにしたらいいのか色々とアドバイスをした。まずは自宅に歩行器をレンタルする、介護のショールームに本人を連れて行き、必要な物をケアマネと相談しながら決める。歩行器など必要なのは一時なので購入する必要はない。自宅に手すりをつけられなければ、ベッド、トイレ、風呂に専用の器具を設置する。…

膝を治す本を読んだら悪化した話

常連さんが珍しく膝が痛んだという。そんなにひどくなかったので、本を買って読んだら、「膝痛は太腿の筋力低下によって起こる。だから筋トレをすれば治る。」と書いてあったという。真面目に筋トレを数日したがなぜか悪化したので来たという。確かに太腿の筋力低下で膝痛が起こることは事実だが、膝痛の原因はもう一つある。太腿が硬くなることである。硬くなった場合はほぐすしかない。筋力低下は一つの原因に過ぎない。どうも買…

がんは粘膜の問題

当院の患者さんでメルマガの購読者から、「私の親友で胆嚢がんで手術不可能な方がいる。お酒は飲むが、筋トレをかかさず、マラソンが趣味なのに・・・」と言う。しかし私から診たら、がんは粘膜の病気なので、筋肉をいくら鍛えてもがん予防にはならない。心臓を鍛えるぐらいである。スポーツ選手でもがんになっている。大事なのは粘膜を鍛えることである。だからEAT(Bスポット療法)、歯周病、腸の治療が効果を上げてくる。こ…

マラソンと胃炎

北海道マラソンに出て完走した方が、その後から腰や足の調子が悪いという。話を聞くと、マラソンの後、暴飲暴食をして胃をこわしたという。それから何となく調子が悪いのを工夫して筋トレしたが、全然良くならないので来たという。以下はその方の身体の所見である。 スタマックラインに強い反応 お尻の胃炎と左右差の点にのみ反応(坐骨神経痛の反応なし) ハムストリングに強い反応 按腹でお腹を触ったらガチガチ 左腰痛-腸…

人工股関節の話

五十肩で通っている方が股関節の調子が悪いという。話を聞いているうちに病院にもあまり行っていないようなので、受診を勧めたら「出来るだけ早い時期に人工股関節の手術をした方がいい。」ということを言われたという。昔なら人工関節が7-8年ぐらいしか持たなかったから、再手術を考えると気が重かったが最近のは素材の改良で30年ぐらい持つので、術後無理をしなければ問題がない。股関節の痛みなどは見事に取れるし、そこそ…

指のトレーニングのコツ

首を痛めて手に力がなく通っている方が何人かいる。握力がないから酷い時はお茶碗を落とす。少し良くなると筋トレを指導するが注意事項がある。それは患部だけ筋トレしないことである。指の筋トレなら手首や肘肩なども合わせてやっいただきたい。指が弱いとどうしても指の筋トレだけやる方が殆どだが、指が正常に働くためには腕や肘肩まで良い状態でないと筋力は出ない。指の筋力を出すために周りの環境はかかせないのである。これ…

中高年男性に家事を勧める理由

以前、メルマガ配信で「還暦を越えた男性は家事がお薦め」を書いた。これには理由があって、中年男子がジムに行って筋トレするときに以前よりウエイトを上げたと言うと何とも格好がいい。「この間までバーベルは60kgだっだが、今は65kgだ。」と言われると頑張っているんだなぁと感じる。「最近はスクワットの回数も増やしてね・・・・。」まさに中年男性のヒーローである。しかし私は職業柄、筋トレで身体をおかしくした方…

腰の炎症?

大腸がんと腰の手術をした方が、術後は良かったが症状が悪化して、最近は歩くのも不自由だが原因は何かという話になった。話を聞くと漢方で足の血流剤を飲んでもリハをしても、風呂に入っても何をしても楽にならないという。血行不良なら全て効くはずだが、原因が血行不良ではないと身体が言っているのである。では何か。私は「腰の炎症」だと思うという話をした。本来ならこの炎症によく効くリリカ(神経性疼痛治療薬)がいいのだ…

どうせ治りっこない

以前、膝の半月板を痛めた方が治療しても中々良くならなかったので、諦めてしまったという。 たまたまご縁があって当院で治療してから1年ぐらい経ってから、本人も納得するぐらい回復した。 経過が良かったので本人はすっかりこれでいいと思って、来なくなってしまった。 そうしたら1ヶ月ほど前から膝がまた痛み出し、医者に行ってMRI検査など徹底的に調べてもらったが、特段以前と変わりはないという。 本人はこれだけ痛…

胃を治す

去年から風邪の影響もあり、胃を壊した方は多い。 よく考えてみると、小鳥タイプの方の胃は深刻である。 ライオンタイプならフードチェックや食事指導、鍼灸で何とかなるが、小鳥タイプの胃は一筋縄ではいかない。 胃が壊れると腸もやられ免疫は下がるし、粘膜は弱くなるし、腰は痛いし、足は冷える。 頭痛や耳の病気、風邪のひきやすいし、生理不順と良いことは何もない。 筋トレをしても太れないから、体力がつかない。 今…

子供の心理

子供の治療には時として神経を使う。 それは結果を白黒で求めるからである。 以前に、「先生、僕の腰を治せますか?治せないのならよそへ行きます。治せるのなら通います。」と言われて、返答に困ってしまった。 気持ちも分からないわけではないが、怪我をして治るということは子供にしてみれば、「100%完治」を意味しているので、少しでも違う状況になると不安を感じてしまう。 「先生あの時、この骨折は問題ない、大丈夫…