キーワード 麻薬

40代男子の過食が止まらない

40代男子の方に何人も過食を注意している。なぜ過食が止まらないか考えてみた。まず学生時代はまだ成長期だからある程度過食をしても太らない。社会に出て必死に仕事を覚えようとすると、あっという間に30代になってしまう。30代は本当に勉強の必要な時期だから、男の38才説までは幅広く深く学んで少しは仕事が形になってくる。それが40代になると会社の中でも少し偉くなり、子供も大きくなり、時間とお金に多少のゆとり…

過食と膝痛

膝痛で通っている保育士さんが、年末年始に膝が悪化して冷湿布を貼ったが良くならなかったという。普段は子供相手に動き回っていて、ご飯もろくに食べられないぐらい忙しいらしいが、正月は自分の子供達とゆっくり出来て良かったという。しかし身体を診たら完全に過食である。太腿の内側や胃の反応点、すべて悪い反応が出ている。「今回の悪化は過食と安静です。動き回って膝に熱を持っているときは冷たい湿布はいいですが、今回は…

お手伝いさんで悪化した腰痛

胃腸が原因で腰痛を起こした方が食事制限と胃腸の治療でほぼ完治した。胃腸に負担をかけると簡単に腰が痛くなることは既に体験済みなのだが、数ヶ月ぶりに身体を診たら、完全にもとに戻っている。過食が止まらないという。理由を聞いたら、「新しいお手伝いさんの作ってくれる料理が美味しくてつい食べてしまった。」と言う。こういうモードになると次から次へともっと美味しい物が食べたくなり、お酒もお菓子もどんどん食べたくな…

食生活を変える難しさ

私の師匠が消化器の医者なのでどうしてもがんの患者の話ばかりを聞く。 必ず患者には、「あなたは今までそういう過酷な生活をしてがんになった部分もあるのだから、病気だけ治してまた仕事に復帰というようなことを考えないで、生活をスローライフに変えなさい。」と指導している。 前立腺がんをやった方を10年ぐらい診ているが、身体を診ていていつも感じることは全く習慣を変えていないということだ。 仕事はどうしても仕方…

がんと食生活

Bi-Digital O-Ring Testをやっているとがんの方は多い。先ずはじめに食生活を聞くと大体原因が分かる。いくつかの問題点をあげてみたい。 青汁-がん治療の落とし穴で書いたが、身体に合うものをちゃんと選ぶ必要がある。下剤として働き、体力を奪うものもある。 人参ジュース-ハンバーグを食べるときに横にある程度の量ならいいが、ジュースなどにして食べ過ぎるとこれもがんの促進因子になる。 発芽玄…

身体のことを考える時期

色々な方を診ていると、一つの症状が出たときに身体の事を学んだ方がいいという方がいる。 例えば糖尿病と膝痛があり、当院に通っている場合、大抵膝が治ると来なくなる。 しかし膝痛の原因が過食による体重増加で膵臓に負担をかけている場合は、一時的に膝を治しても再発する。 我々から見ると膝痛と同時に、食生活や内臓への負担の事など色々と学ぶことがある。 そしてそれが身につくと自分の周囲の人(家族、友人、孫)にも…

ピントはずれの健康法

健康ブームは続いているが、どうみてもピントはずれの健康法は多い。 人の身体をくまなく診ているだけに、いかがなものかという健康法を上げてみる。 ■腕の使いすぎはダメ 以前、健康のためといって土日にテニスをしていた方が肩こりがなかなか治らなかった。「どうしたら肩は治るのか?」と聞かれたので、「テニスをやめれば治ります。肩は腕の使いすぎによる筋肉痛です。」と答えた。治療で腕のこりを取るのは大変である。足…

子供の姿勢

子を持つ親としては子供の姿勢の悪さは気になると思う。背骨自体に大きな問題がなければ、食事や勉強するときのテレビの位置が大きな原因となるが、それ以外ではお腹の調子によって子供は良い姿勢を取れなくなる。子供は甘い物が大好きで時に食べ過ぎてしまう。砂糖は麻薬と以前から言っているが、あまりに食べ過ぎてしまうと膵臓に負担がかかり炎症を起こす。そうなると腹筋力が弱まり、背筋にも影響がある。そうなってしまうと姿…

花粉症治療あれこれ

常連さんが昨晩、花粉症がひどく鼻水と咳で寝られなかったという。やはりこの時期、花粉症の方はよく来る。少し治療法をまとめてみたい。 鼻にコマ油を塗る 乳酸菌や藍を飲む EAT(Bスポット療法)を受ける 鼻洗浄やスチーム吸入器をする 高性能のマスクや鼻マスクを使う 目に関してはゴーグルなどで花粉をブロックする 咳にはヴェポラッブや龍角散(粉や飴がある) 乾布摩擦を行う 皆さんが出来るのはこんな所だろう…

貧血になれている女性

常連の女性で身体は痛いし、元気はないし、体調が悪くてしょうがないという。話を聞いたら不正出血があり、ヘモグロビン7.5g/dlだという。普通は10g/dlを切ると問題にするのだがかなり低い。完全な貧血である。本人もおかしいと思って近くの医者で鉄剤をもらって、医者が来月来いといったからそのままにしたという。女性は出血になれているのであまり危機意識がないのだろうが、貧血は動悸・息切れ、顔面蒼白、鬱病ま…

当院の当たり前

当院のホームページを見て、膝痛で通っている方がいる。色々な話をしていく中でしゃべる内容に一つ一つ驚くので、どんな話をしているのかまとめてみたい。 女性の免疫-ブラジャーのワイヤー、寝室のテレビ、黒い下着 減量の話-白米・醤油・ソースの話 砂糖は麻薬 人工甘味料が免疫を落とす話 膝治療のコツ-熱を取ったり、膝を治療利用しない話 腐らないご遺体 電磁波について 牛乳を飲まない話 中年になって太る理由 …

白砂糖は魔薬?

以前から「砂糖は麻薬」と言っているが、中々理解してもらえない。そんな時、真弓定夫先生の本を見つけた。実に詳細に書かれていてわかりやすい。漫画で書かれている方が理解しやすいので、中々甘い物が止められない患者さんには配った。この先生は電磁波から添加物までシリーズで書かれていて、当院でも何冊か揃えている。是非多くの方に勧めて欲しい。

胆嚢と甘い物

仕事でストレスがかかった方が右脇腹がおかしいという。本来なら病院で超音波をしてもらい所だが、本人は肋間神経痛かも知れないので診て欲しいという。身体を診たら心臓、膵臓に異常部位が集中している。「相当なストレスだったのでしょう。」と言ったら、「かなりなものです。」と言う。ストレスは末端に出るので脛など治療しても全く反応しない。心臓の反応も強い。胃を診たら腹圧は高いし、スタマックラインの反応も強い。何処…

休息と甘い物

80代の女性が母の葬儀のあと介護がなくなり、最近腰が痛いという。調べてみると腹圧が異常に高い。動かなくなっても食欲は普通は落ちない。胃腸も筋肉だから身体を動かして血流が良いときは働くが、居間でゴロゴロしながら甘いものを食べ過ぎれば腹圧が上がる。「軽い断食でもしたらどうですか?」と言ったら、「絶対にいやだ。」と言う。「今どんな食生活をしているのか?」と聞いたら、「朝4時に起きてまずお菓子、6時から朝…

副交感神経のスイッチについて

仕事柄、交感神経優位の方ばかり診る。常に戦闘モードでスイッチがオフになっていない。これでは疲れるだろうと思いながら治療している。以前、自分自身の副交感神経のスイッチはどう入れたらいいのか実験したことがある。仕事が終わってまず何を身体が求めるか。まずは美味しい物を食べたい。次にマッサージにかかりたい。次にいい映画が観たい。いい音楽が聴きたい。いい香りを嗅ぎたい。柔らかなものに触れたい。結局五感を満足…

薬が患部に届くということ

鬱病の方がいい薬をいくら飲んでも効かないという。薬は飲んで効くのではなく、患部に届いて効くのである。では薬が患部に届かない理由は何か。胃腸なら飲んでそのまま届くが、脳となると届きにくい。脳はBBB(脳血液関門)と言って酸素や糖分、麻薬以外はブロックして脳に入れない仕組みがある。鬱病は頭の感染なので、脳に薬が届かせるのに、下記のようなものが邪魔をしている。 顎関節の異常 鼻炎 首のゆがみ 電磁波 重…