キーワード 乳酸菌

手術の前に風邪を引いて良かった?

数日後に抜歯をする方が、数日前から風邪をひいてなんて運が悪いのだろうと言っていた。私から見ると運が良いと思う。理由は抜歯の時に風邪を引いていたら困るが、手術の前に感染症を克服しているわけである。抜歯をすれば当然出血をして感染はしやすくなるが、乗り越えた後なので身体が感染に対して準備万端である。そんなときアドバイスしているのが、胃腸に負担をかけず、乳酸菌を少し多めに摂り、藍などの健康食品を取るといい…

ビオフェルミンと便秘

乳酸菌の事は何度も書いているが、時々細身の方でビオフェルミンで便秘を起こす方がいる。Bi-Digital O-Ring Testでは腸の免疫をへそで測るのだが、乳酸菌にはとても強いプラスで反応しても実際に服用すると便秘になってしまう方がいる。何とか事前にこれを予防する方法はないかやっているのだが、現段階で良い方法はない。免疫を上げたいが便秘では困る。飲んで戴く前に注意はするのだが、錠数を減らしたり…

Bi-Digital O-Ring Testでいい物を全て摂取していいとは限らない

がんやアトピー性皮膚炎、鬱病の方は人からいいと言われるとどうしても何か試したくなる。Bi-Digital O-Ring Testで良いか悪いかを判断して個別にいい物をすべて合わせてもいいとは限らない。よく師匠が、「美味しい紅茶を飲もうとして、レモンを1滴入れて丁度良い香りと味になるのに、そこにミルクやジャムなどいいからと言って入れても美味しくはならないのと同じように、治療もシンプルであまり加えすぎ…

怪我と胃炎

女性で転倒して顔に怪我をした方が胃炎できた。身体を診たら腹圧が異常に高い。これは食べ過ぎかなぁと思って、「まさか、怪我の後、食べ過ぎはないですよね?」と聞いたら、返事をしなかったので図星であったのだろう。動物を見てもわかるとおり、怪我をした後は安静にして食事を絶つのが原則である。怪我をしたところに栄養を摂らなくてはと考えるかも知れないが、それは間違いである。食べればエネルギーを胃腸に取られ、傷の回…

結果が出ないときはガラガラポン

地方からやる気が出ないと言って通っている方がいる。あの手この手とやって何とかしのいできたが、最近が最悪だという。こういう場合いつもガラガラポンをして身体の反応を見ることにしている。この方はEAT(Bスポット療法)に鼻洗浄、マウスピース、胃のお灸に乳酸菌、食生活を正し、お腹を温めている、足湯で発汗をしている。患者としては優等生である。しかし75才という年齢もあり、一つの治療で効果が長く続かない。まず…

非結核性抗酸菌症について

患者さんが非結核性抗酸菌症になったという。聞き慣れない名前だが、結核菌以外の抗酸菌(結核菌の仲間)で起こる病気で人には移らないのだが、これを飲めば完全という治療がなく抗生剤のクラリスなどが処方されるが、最終的には自分の免疫を上げるしかない。特に女性で細身、胃腸虚弱の方にはよく起こる。ある程度年齢がいった方に起こるので、どうしても免疫との戦いになってしまう。色々と調べたら、これはMAC菌が原因なのだ…

花粉症治療あれこれ

常連さんが昨晩、花粉症がひどく鼻水と咳で寝られなかったという。やはりこの時期、花粉症の方はよく来る。少し治療法をまとめてみたい。 鼻にコマ油を塗る 乳酸菌や藍を飲む EAT(Bスポット療法)を受ける 鼻洗浄やスチーム吸入器をする 高性能のマスクや鼻マスクを使う 目に関してはゴーグルなどで花粉をブロックする 咳にはヴェポラッブや龍角散(粉や飴がある) 乾布摩擦を行う 皆さんが出来るのはこんな所だろう…

飼い犬のがん治療で救われそうな話

飼い犬が具合が悪いので診てもらったら、がんで手術が必要だという。手術は無事に終わり体力も回復したのだが、余命は1年程度だと言われたという。飼い主にしてみたらショックで、自分の年齢を考えたら最後に飼える犬になるかもしれないという。そんな話しが出たので、「人間の病気は殆ど犬にもあります。治療法は全く同じです。薬の量が違うだけ。乳酸菌特にフェカリス菌やフコイダンを少し飲ませたらどうですか?」と言ったら、…

頭を良くする秘策

遠方から頭が働かないと通っている方がいる。医者で認知症関係の薬を試すのだが、ことごとく調子が悪いという。マウスピースやEAT(Bスポット療法)、乳酸菌などで大分回復したものの、最近落ち込んでいるという。回数通うから奥の手を出してくれと言う。そう言われるとこちらも考える。思いつくままに少し書いてみたい。 まずは頭の神経伝達物質の量を測り、全身の免疫も含め現状を把握する。 漢方薬でいいのがないか調べる…

お腹のしこりが再発

腰を治療しようとお腹を触ったら大きなしこりがあり、医者で調べたが悪性のものではないので安心して治療していたら、次第に柔らかくなり、それと連動して腰の痛みも減っていった方がいる。1ヶ月ぶりに来たので、またお腹を診たら完全に元に戻っている。理由を聞いたら「仕事はハード、プライベートの問題は抱え、胃薬は止め、乳酸菌も切らして飲んでいない。」と言う。これでは再発するのは仕方がないとまた治療をやり直し。左肩…

「どうすればがんは治りますか?」

「どうすればがんは治りますか?」 この質問は正直答えにくい。 思いつくものを羅列してみたい。 1.まず自分で生活改善-食生活、過酷な労働、不眠等の改善 2.糖分の制限(アルコールも含む) 3.断食をする 4.体温を上げる 5.乳酸菌やフコイダンを飲む 6.電磁波を避ける 7.瞑想をする 8.よく笑う 9.生きる目的や死生観を持つ この質問に対して100%の答えなどはない。 多くのがん患者を診ていて…

膝痛をお腹で治す話

最近は当院のブログを読み込んでくる患者さんがいる。 「先生、腰痛は足とお腹で治すのですよね。」 「乳酸菌でがん予防ですよね。」 「甘い物と牛乳はダメですよね。」 中々勉強熱心な方が多い。 膝痛に関しての記述は当院は多いみたいで、検索し尽くしてきた方が数人かいる。 どなたも一筋縄ではいかない強者ばかりである。 足の簡単に治療して良くなる方は一人もいない。 そんな時に次なる治療で大きな効果を上げるのが…

アトピー性皮膚炎とマウスピース

前回は癲癇に関して書いたが、アトピー性皮膚炎も治療法は同じである。40年間治らないという方も、ネットで調べBi-Digital O-Ring Testにたどりつくと来る方がいる。アトピー性皮膚炎の場合は得にフードチェックが大事である。長患いの方はこんなに食べられる物が少ないのかと驚かれる。概して和食は安全だが、大豆や納豆、野菜に反応する方もいる。乳酸菌を使い体調が良くなると、段々食べられる物が増え…

癲癇(てんかん)の治療に関して

Bi-Digital O-Ring Testをやっていると時々、癲癇(てんかん)の子供を診る。ある程度下記のような特徴があるので少しまとめてみたい。 頭に重金属の沈着が見られる-アルミ鍋やアルミ缶ジュース、歯の詰め物-治療には中国パセリ 活性酸素のレベルが高い-8-OH-dG-治療にはスプリングティー 腸管免疫が弱い-頭のアセチルコリン・セロトニン・ドーパミンの低下-治療には乳酸菌 頭部にウィルス…

下痢対策の話

以前から「鼻」「歯」「腸」に問題のある方は中々よくならないと書いた。この中でも先ずはじめに治療するのは腸である。本人も子供の頃から下痢体質と諦めている方でも乳酸菌の摂取やお酒の量や刺激物の摂取、脂肪分の制限などで下痢が改善することは多い。まず大人になると飲み会が頻繁になる方がいる。以前、ウィルス性の疾患で中々良くならなかった方がお酒の量を1/3にして、劇的に良くなった方がいた。本人もこんなにお酒を…

出産準備に葉酸とミキプルーン

結婚して出産を準備している方がいる。ようやく日本でも葉酸の重要性が言われるようになり、青汁などのサプリで摂っている方も多いと思う。青汁に関してすこし気をつけた方がいい事がある。本来、青汁は下剤として働くことがある。少し便秘の方には丁度良いが、冷え性で細身の女性で下痢症の方には必ずしもいいとは限らない。きちんとBi-Digital O-Ring Testで調べてから服用した方がいい。当院ではORT生…

腹圧対策

細身の女性で腹圧が下がらない方がいる。病院で超音波診断やその他検査をしても何も引っかからないという。お腹を触ると確かに張っている。便の量も少ないという。こういう場合、まずは便通を整えるためにアローゼン(下剤)を使う。次に腸にガスが発生しているので、ガスコンなどのガス抜き剤、次に乳酸菌の種類を変えるか、増やすか、後チェックしなければならないのは甲状腺である。時々甲状腺の異常で便秘が出る。ここまでやっ…

何をやっても治らなかった胃炎の治療法

私も色々と治療の話を書いているので、胃炎で検索してくる患者さんがいる。話を聞くと何をやっても治らないという。では当院の考え方を言いますと言って下記の話をした。 EAT(Bスポット療法)-胃腸障害は免疫と粘膜が弱いのでその対策 マウスピース-少し神経質で細身の胃腸障害の方は交感神経優位、すこし顎関節を治療して副交感神経優位にする 足湯-パナソニックのスチーム足浴器の話 胃薬の選定 乳酸菌 胃への温灸…

走っていないのに坐骨神経痛が出る?

トライアスロンの競技によく出ている方が、「最近走っていないのに、坐骨神経痛が出る。全く理由がわからない。」と言う。調べてみたら、坐骨神経痛ではなく胃炎による坐骨神経痛である。お尻のある場所は胃炎で反応する。小野寺臀点と言って非常によく反応の出る所である。お尻は3箇所の反応があり、真横が股関節の反応点、これは脚の左右差を意味する。胃腸の反応点は小野寺臀点と言って、胃炎で反応する。脚に近いところは本来…

親の地元の物を食べると元気になる話

東京で開業していると生まれも育ちも東京という方は多い。長年乳酸菌を投与している方の中には慣れてしまい、効果がわからなくなってしまっている方もいる。そういう場合、田舎出身であれば子供の頃に食べた物の中に身体を元気にしてくれる物が多いのだが、東京出身の場合はその親の出身地の物を勧めている。自分が父親か母親どちらに似ているかで、似ている親の地元の物を食べてみる。例えば自分が母親似で母親が秋田出身なら、母…